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函館新聞

函館市電中吊りに中学生の北方領土ポスター【函館】

市電中吊り広告に採用された中尾さん(左)と山本さん

 北方領土返還の啓発活動を手掛ける千島歯舞諸島居住者連盟函館支部後継者手結の会(井田範行代表)は7月1日から、第19回「北方領土の日ポスターコンテスト」(道主催)のこどもの部で入賞した、道教育大附属函館中学校1年の中尾名歩さん(12)と同3年の山本尊琉さん(14)の作品を函館市電の中吊り広告として掲示する。井田代表は「子どもたちのアイデアあふれるポスターが、北方領土問題への関心を高めてくれることに期待する」と話している。

 14年度から行われているポスターコンテストは、「2月7日は北方領土の日」のキャッチコピーを盛り込みながら、北方領土をイメージするイラストや文言を使ってデザインすることが条件。昨年度のこどもの部(道内の小学5年~中学3年)には全道から241点の応募があり、中尾さんが最優秀賞、山本さんが佳作に輝いた。

 中尾さんの作品は、日本国旗の上に北方領土の島々を配置し、周辺にはエトピリカやラッコ、ヒグマ、サクラなどの動植物をデザイン。中尾さんは「函館豆記者に参加したことをきっかけに日本の歴史に興味を持つようになり、北方領土問題についても調べていった。ポスターでは、北方領土が一目で日本の領土と理解できるように工夫した」と話す。

 山本さんの作品は、北海道と北方領土を左右に切り離した地図に「いつかひとつになれる日を信じて」というメッセージを提示。山本さんは、「分断された2枚の地図が将来ひとつにつなぎ合わせることができるようにという思いを込めた。北方領土問題を風化させないためにも、たくさんの人に見てもらいたい」と語る。

 ポスターは2作品を張り合わせた中吊り広告として、7月31日までの1カ月間、毎日8車両に掲示。ポスター内には、同連盟の活動を紹介する動画などのQRコードも掲載する。井田代表は「2人の作品はいずれも素晴らしい感性にあふれている。多くの人が目を留めて、北方領土問題についてあらためて考えるきっかけにしてもらいたい」と期待する。

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