緊張が増す中で試験開始に備える受験生（附属函館中）

　道南でも本格的な受験シーズンが到来した。６日には、道教育大附属函館中学校（中村吉秀校長）で２０２２年度の入学試験が行われた。新型コロナウイルス感染対策を講じ、小学６年生１３１人が試験に臨んだ。８日には函館ラ・サール中の入試、１５、１６両日には大学入学共通テストが予定されている。

　附属中の定員は１０５人で、附属小からの内部進学を予定する児童５６人と、一般の７５人が受験。昨年と同じく座席間の距離を確保するため、体育館を使用するなど対策を講じた。

　試験は午前８時４５分に開始し、国語、社会、理科、算数、「未来について」をテーマとした作文を実施した。受験生は緊張した様子ながら、合格をつかみ取ろうと真剣に問題へ向き合っていた。

　一般受験者を対象とした面接試験は、７日午前中に実施する。合格発表は９日午後４時を予定し、発表は感染防止のため同校ホームページでのみとする。