２月に北京で行われる冬季五輪のスキージャンプ代表に、下川町出身の伊東大貴選手（36）と、伊藤有希選手（27）が内定。町内でも喜びの声が聞こえる。

　伊東選手は雪印メグミルクに所属、５大会連続の出場となる。ソチ大会では、けがに悩まされながらも団体銅メダルを獲得した。

　伊藤選手は土屋ホームに所属、３大会連続の出場となる。ソチ大会では７位、ピョンチャン大会では９位と健闘を見せた。

　スキージャンプは、今大会から男女２人ずつの合計４人でチームを組み、その合計得点を競う「混合団体」も行われる。

　谷一之町長は「北京五輪の出場決定、本当にうれしく思う。伊東選手と伊藤選手には、これまでの経験を生かし、メダルを目指してほしい。これまで雪印メグミルクの岡部孝信監督や土屋ホームの葛西紀明選手兼監督が築いてきた、下川町の伝統をしっかりと受け継ぎ、町と町民の誇りとして活躍していただきたい。コロナ禍の中、現地応援はかなわないが、開催時期に可能であれば、パブリックビューイングにて、盛大に町民応援を展開したい。合言葉は『どうせ飛ぶなら世界一！』」と語る。

　北京五輪ジャンプ競技日程は次の通り。

　▽２月５日・女子個人（ノーマルヒル）▽６日・男子個人ノーマルヒル▽７日・混合団体（ノーマルヒル）▽12日・男子個人ラージヒル▽14日・男子団体（ラージヒル）