熱戦を繰り広げる「名寄協会ＪＣ」のメンバー

　第41回北海道カーリング選手権大会兼アルバータ杯カーリング大会が、11日から16日までの日程で、道立サンピラー交流館カーリングホールを会場に開かれている。地元名寄から女子の部に「名寄協会ＪＣ」、男子の部に「名寄市役所」が出場し、熱戦を展開している。

　大会は、北海道カーリング協会の主催。今年５月21日から北見市で開催される日本カーリング選手権への出場選考を兼ねた大会。感染症拡大予防の徹底を図るため、無観客試合として開催。

　大会には、道央、道北、道東、オホーツクの各ブロックから男女各８チームが出場。男女とも総当たり戦で予選（８エンド）、上位４チームがプレーオフ（10エンド）に進出する。

　最終日の16日午前９時半から準決勝、同日午後２時から決勝が行われる予定。

　道北ブロック代表として、地元から出場の女子「名寄協会ＪＣ」のメンバーは、高橋佑奈さん、三浦由唯菜さん、松永愛唯さん、佐久間優名さんの４人。同チームは11月、札幌市で開催の日本ジュニアカーリング選手権大会で準優勝に輝いている。

　男子「名寄市役所」のメンバーは、滝ヶ平裕矢さん、吉川和希さん、清水野栞也さん、小川達也さん、佐々木偉月さんの５人で、善戦が期待される。

　競技は12日午前９時からスタート。会場には「イエス！イエス！」「ウォー！ウォー！」と指示を送る声や、ストーンがぶつかり合う音が響く中、選手たちは技術と戦略の激しい攻防戦を展開している。 　なお、同選手権大会の様子は、インターネット（YouTube）で配信されている。