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函館新聞

街並み彩る好きな「函館カラー」は? 函館島21日まで募集【函館】

「函館カラーといえば、カトリック元町教会の屋根やナナカマドの実の色が思い浮かぶ」と話す蒲生代表

 まちづくり事業を手掛ける函館島(本社・末広町、蒲生寛之代表)は函館に似合う色を探すプロジェクト「函館カラーを見つけよう!!」を展開している。建物や風景、イメージから函館にふさわしい色を市民から募集して「函館カラーパレット」をつくり、主に西部地区の建物の改修事業などに役立てていく。

 同社はローカルライフを彩る企業として、箱バル不動産の代表でもある蒲生代表(38)と、色彩計画家でコトナ(東京)代表の片岡照博さんが2020年11月に設立。函館山周辺の旧市街を一つの島と見立てて、地域に根ざした暮らしを発信する。

 同社は厳しい環境基準がある豪の塗料メーカー「ヘイムスペイント」の北海道地区の代理店でもあり、色に関わるプロジェクトとして企画した。旧函館区公会堂に代表されるペンキで塗られた建物ばかりではなく、レンガの色や、函館山、函館湾といった自然の色も想起しやすく、蒲生代表は「西部地区にはカラフルな建物による町並みが既にある。ペンキとの相性もいい」と話す。

 募集する函館カラーから数色を選定後、実際にペンキとして用意し、今後の建物改修事業や塗装ワークショップなどで活用していく計画だ。

 蒲生代表は「(新たな色に塗られていくと)街の人にも分かりやすく、変化を感じやすい。ペイントカルチャーを確立させていきたい」と話している。

 専用の応募フォーム=二次元コード参照=から、好きな函館カラー、エピソード(理由)を添えて申し込む。色に関連し、参考になる画像を添付することも可能。21日締め切り。プロジェクトに協賛する企業提供の商品が抽選で当たる。問い合わせは(h.gamo@hakodatejima.com)へ。

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