静電気の実験を楽しむ親子

　ＤＥＮＺＡＩ環境科学館のスポットサイエンスが２２日、室蘭市本町の同館で開かれ、参加した家族連れらが、風船やストローを使った静電気の実験を楽しんだ。

　今年３回目の実験には約２０人が参加した。風船をティッシュペーパーでこすり静電気を帯びさせ、ティッシュペーパーを切り取って作った動物に近づけると、テーブルから起き上がった。参加者は「わぁー、すごいね」「見て、見て」などと声を上げ、静電気の力を楽しんでいた。後半には静電気発生装置「バンデグラフ」の放電を見学。普段の生活で体験する「バチッ」という正体に興味深げだった。

　科学館のオープンを楽しみにしていたという幡野芽結さん（北光小２年）＝苫小牧市＝は「めっちゃ楽しかった。家でもやってみたい」と目を輝かせていた。