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函館新聞

ゴッコに北京五輪選手の名札 紺地鮮魚【函館】

「美帆」と書いた雌のゴッコを紹介する伊藤さん

 函館市中島廉売(中島町)内の紺地鮮魚(紺地慶一社長)は、店頭のゴッコ(ホテイウオ)に有名人の名札を付け販売して人気だ。今年は2月4日に開幕する北京冬季五輪での日本代表の活躍を願い、スピードスケート女子の高木美帆選手らの名前を手書きしたカードをゴッコに貼っている。

 雄雌が分かりづらいゴッコを区別しようと、店頭に並ぶ一匹一匹に、〝時の人〟の名前を付けるのが慣例で、15年以上続けている。奇妙な容姿でも、遊び心とユーモアを取り入れてお客を和ませている。昨年は世界的ブームを巻き起こした人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターだった。

 今年は五輪イヤーにちなみ、羽生結弦や宇野昌磨(フィギュアスケート)、小平奈緒(スピードスケート)、平野歩夢(スノーボード)らがずらり。今季のゴッコは今月中旬から店頭に並び「最初は名札を付け忘れ、客から『なぜ今年は名前付いていないの』と言われた」と紺地社長(59)。現在は雌一匹800~1000円、雄同300~500円で販売している。

 従業員の伊藤凜優心(りゅうじ)さん(19)は「楽しみにしているお客が多い。『がんばれ日本』と書いた小旗も作ったので、選手が新型コロナウイルスに感染せず、実力を発揮してほしい」と話す。紺地社長は「不漁だった昨年に比べると今年の水揚げはまずまず。しかし、コロナ禍で飲食店需要が減退し、価格は落ち着いている」という。

 ゴッコは、ぷるんとした独特の食感と濃厚なうま味が特徴で、函館市恵山や戸井地区が好漁場となっている。紺地社長は「今の時期が骨が一番軟らかい。ゴッコ汁はもちろん、生干ししたものは、煮ても焼いても空揚げにしてもおいしい」と薦める。店頭での販売は2月中旬まで。

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