レシピを考案した班員のうち（右から）大山さん、赤間さん、森瑞穂さん

　帯広農業高校の食品科学科地域資源活用班（大山明夏班長）の３年生８人が作成したレシピが、「ほっかいどう農業高校×どさんこワイド　オリジナルスイーツレシピコンテスト」に入賞した。商品化され、３１日に全道のセイコーマートで数量限定で販売される。

　同コンテストは道内全３０校の農業高校と、ＳＴＶどさんこワイドの３０周年のコラボ企画。セコマなどが支援し、応募があった４４品中、上位８品を商品化した。

　同校の商品は「農高！！ムースケーキ」（３７８円）。スポンジケーキを土台に、ヨーグルトとハスカップの２層のムース、ハスカップのグラサージュが重なる甘酸っぱいスイーツ。艶のあるグラサージュと、金箔（きんぱく）をイメージしたホワイトチョコクランチが高級感を演出している。牛乳とヨーグルトは宗谷管内豊富町産を使用した。

　レシピは、授業で開発していたヨーグルトの２次加工を主軸とし、同校でも取れるハスカップを組み合わせた。「味に飽きずに最後まで楽しめるパフェの良さを取り入れた。それぞれの層を一緒に食べてほしい」と赤間朱樹（しゅな）さん。班長の大山さんは「仕事で疲れて甘いものを取りたい人や、学生にもお勧めです。ぜひ手に取ってみて」とＰＲしている。

数量限定で販売される「農高！！ムースケーキ」