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函館新聞

JA新はこだて きたひやまと合併へ 来年2月 議案可決【北斗】

通常総代会であいさつする横道組合長

 【北斗】JA新はこだて(横道重人組合長)は13日、市総合文化センターかなでーるで第20回通常総代会を開き、JAきたひやま(せたな町、本井治組合長)と来年2月1日に合併する議案を原案通り可決した。同日、JAきたひやまも通常総会を開き、合併を承認した。

 21年度(21年2月~22年1月)の農畜産物販売額は前年比7%減の290億6000万円となり、7年連続の300億円突破はならなかった。内訳は、農産物が同11%減の185億2000万円、畜産物が前年並みの105億3000万円。主力の野菜は潤沢な出回りに加え、新型コロナウイルス禍での自粛が影響し単価が低迷。コメや生乳の過剰在庫も響いた。販売額は15年度に初めて300億円を上回り、20年度は過去最高の313億1000万円となっていた。

 道南でのJA合併は、02年2月に13JAが合併し発足した現在のJA新はこだて以来。存続組合はJA新はこだてとし、本店も北斗市で変わらない。JAは合併に併せ、機構改革を行う方針。

 横道組合長は「野菜は出回り量が全国的に順調に推移したことから、需給バランスが崩れ、厳しい市況展開となった。販売取扱高は290億円となり、残念ながら7年連続の300億円達成には至らなかった」と述べ、JAきたひやまとの合併に関し「せたな町の範囲とJAの地区範囲が同一となることで、行政とJAの連携をより一層深められ、地域農業の活性化やJA基盤の強化、地域の営農と生活を将来にわたって守り抜くことを実現する」と強調した。

 総代会には、367人(書面、代理を含む)が参加し、議案10件を可決した。

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