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十勝毎日新聞

扇子でシンクロベリーダンス 中井さん三浦さんペア「初代女王」【十勝】

 十勝管内のベリーダンススタジオ「Desert Rose」のインストラクター中井由佳さん(38)=帯広=と、ダンサーの三浦聡美さん(36)=幕別=の「YUKA&SATOMI」ペアが、ベリーダンスの競技会「東京Belly Vacances vol.8」に新設された「ファンベール部門」の初代チャンピオンに輝いた。2人は優勝を励みに「これからもダンスを通して感動を届けたい」と意気込んでいる。

ファンベール部門で初代チャンピオンに輝いた(左から)中井さんと三浦さんペア

 ベリーダンスは、おなかの動きが特徴的で世界最古の踊りとも言われる。中井さんは約15年前、三浦さんは13年ほど前に始めた。

 出場した競技会は、国内ベリーダンス界で有名な大会。ファンベール部門は、長さ約140センチのシルク布が付いた扇子二つを持って踊る。空中に投げたり回転するタイミングを合わせるなど、シンクロ率の高さが求められる。

 2人は約8年前にファンベールの指導を受け、これまでもイベントなどで披露してきたが、ペアを組んで大会に出場するのは今回が初めて。1次の動画審査を経て、2日に東京で最終審査が行われた。

 本番は緊張しつつも、楽しむ気持ちを大切にした。思いがけない優勝に中井さんは「メダルを持ってもいまだに人ごとのよう」。三浦さんは「びっくりとうれしいのとで、涙がうるっと…」とかみしめる。

 2人は所属するスタジオで出会う10年前に、同じジャズダンス教室に長年通った仲。「多くを語らなくても分かるというか、リズムの取り方や回転が自然と合う」(中井さん)。あうんの呼吸が生んだ優勝だ。

 華やかさときれのある動きを兼ね備えたファンベールの魅力は、何よりも「会場が盛り上がってくれること」だという。今後も活動を通じて、さまざまなベリーダンスの世界を伝えていく。三浦さんは「コロナ禍だからこそ、気持ちが動くような感動体験をしてもらいたい」と話している。

 イベント出演、慰問などの依頼は中井さん(bellydance.yuka@gmail.com)へ。

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