北斗でバルシューレ教室を楽しむ参加者（２３日）

　【北斗、江差】ボール運動を楽しみながら運動能力向上を図るプログラム「バルシューレ」の普及に取り組むバルシューレ北海道と、一般社団法人ＳＬＤＩ（岩見沢市、辻本智也代表）は２２、２３の両日、江差町と北斗市でバルシューレ教室を開き、合計５３人が心地よい汗を流した。

　道南では初開催。江差町ではまなびっく、北斗市では市総合体育館で、幼児（年少～年長）と小学１～３年生向けにそれぞれ開き、辻本代表ら有資格者が指導に当たった。

　北斗市では１９人が参加した。北斗上磯小１年の木葉奏斗君（６）は「動きが激しくてとても疲れたけれど、楽しかった。何度でもやりたい」と目を輝かせた。

　バルシューレはドイツ生まれ。まだ道内での認知は低いが、辻本代表は「今後は江差と北斗で１年に４回ほど教室を開き、指導者を増やして道南の子どもたちにバルシューレを広げたい」と意気込む。