野草茶製造を機械化 寄付や助成金活用 フロンティア 白老
白老町の社会福祉法人ホープは、同法人の多機能型事業所フロンティア(町萩野)に健康野草茶の製造に使う乾燥機などを導入し、茶葉の量産体制を整えた。町虎杖浜で「ナチュの森」を運営するナチュラルサイエンス(本社東京)からの寄付や、ヤマト福祉財団(本部東京)の助成金の計約1000万円を活用した。
同財団は乾燥機、焙煎機、真空包装機、中古トラクター部品の費用などとして500万円を助成。6日に贈呈式がフロンティアで行われ、ヤマト運輸の千歳主管支店長を務める北川淳也さんからホープ常務理事の佐藤春光さんへ目録が手渡された。
一方、基礎化粧品メーカーのナチュラルサイエンスは、野草茶を生産するフロンティア敷地内の建屋の改修費などとして約500万円を同法人に贈った。
フロンティアでは、10年ほど前からアイヌ民族が伝統的に飲用したとされるタデ科のイタドリやシソ科のエント(ナギナタコウジュ)の乾燥茶葉を手作業で製造してきた。6年前から町石山の農地で試行錯誤を重ねて原料を栽培。安定した収穫量を確保できるようになってきたが、茶葉の量産体制に向けた製造工程の機械化が課題となっていた。
乾燥機の導入によって2時間で約10キロの茶葉を乾燥させることができるという。佐藤さんは「今後、野草茶の販路開拓に力を入れていきたい」と話している。
関連記事
ホタテ稚貝の出荷始まる 西網走漁協 「今年は順調」と安堵【網走】
【網走】西網走漁協のホタテ稚貝出荷作業が能取湖で始まった。昨年、同湖ではホタテ稚貝の大量へい死が発生。出荷できない事態に見舞われたが、今年は順調に出荷できており、漁業者や関係機関は安堵してい...
うらかわオバケ桜が満開に 26日は公開から1時間で150人来場【浦河】
浦河町西舎のJRA日高育成牧場敷地内にある「うらかわオバケ桜」の公開が25日から始まり、道内外から多くの観桜客でにぎわっている。 サクラは公開初日の25日に満開を迎えたが、当日はあいにくの雨...
新鮮な地元野菜ずらり びらとり農協直売所が新装オープン【平取】
【平取】荷菜の国道237号沿いの「びらとり農協農産物直売所」が19日リニューアルオープンし、店頭に新鮮な地元野菜が並んでいる。 今回の改装では、外壁を黒くし店内には事務所と水洗トイレを新設し...
12月2日からマイナ保険証に 専用機使い、わずか数秒 移行手続きの専用窓口..
【網走】今年12月2日から通常の健康保険証が、マイナンバーカードにひも付けられた、いわゆる「マイナ保険証」に移行するのを受け、網走厚生病院(中野詩朗院長)は24日から26日まで、1階ロビーに移行手...
今年も咲き始めました 市呼人のミズバショウ【網走】
【網走】市呼人の湿地帯で、春の訪れを告げるミズバショウが今年も咲き誇っている。 網走は呼人をはじめ網走湖の女満別湖畔、涛沸湖の浦士別湖畔など、ミズバショウが群生する湿地が数多く、中でも呼...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
2函館が舞台「名探偵コナン100万ドルの五稜星」公開始まる 関連イベントも盛り上がる【函館】
3ライトアップ初日を楽しむ 函館公園と五稜郭公園で花見電飾【函館】
4丹頂市場 来月6日新装開店 カフェや炉端楽しんで【釧路市】
5桜雲包む最北の城下町 松前さくらまつり開幕【松前】
-
1
米粉100%使用シフォンケーキ開発 函館のカフェ【函館】
2函館が舞台「名探偵コナン100万ドルの五稜星」公開始まる 関連イベントも盛り上がる【函館】
3丹頂市場 来月6日新装開店 カフェや炉端楽しんで【釧路市】
4室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
5森町地域おこし協力隊に元プロ野球選手の吉田さん着任【森】