びらとり純米酒「涼燗」に版画ラベル【平取】
【平取】町内産酒米「吟風(ぎんぷう)」を使った日本酒「びらとり純米酒 涼燗(すずらん)」に版画ラベルが誕生した。
新ラベルは、1991年(平成3年)に平取町に移住してきた版画家、児玉美和子さん(武蔵野美大大学院修士課程卒)が作成。児玉さんは町内川向にある廃校となった旧川向小(現沙流川アート館)をアトリエに創作活動を行っている。町内の絵画サークルで絵画指導をしたり、苫小牧や東京でも個展を開催するなど活動は多岐にわたる。
「涼燗」は、町内の農家、松原邦彦さんが収穫した平取町産酒造好適米「吟風」を町が仕込みを小樽市の田中酒造に依頼して製造している。製品名の「涼燗」には、“冷酒にしても燗酒にしても美味しいお酒”という意味を込めた。アルコール分15%。
お酒は全体で約2000㍑製造し、それぞれの規格で瓶詰めし約2000本作成。1800㍉㍑(3245円)、720㍉㍑(1595円)、300㍉㍑(770円)。今回より「アルミ缶」が登場。持ち運びが便利でアウトドアでも大活躍。熱伝導の良いアルミ缶は冷酒や熱燗にもおすすめ。
27日から町内のびらとり温泉ゆから(二風谷、☎2・3260)やびらとり農協(本町、T2・3280)、細川商店(貫気別、☎5・5013)、松崎商店(二風谷、☎2・2601)、エフエルマートごうや(本町、☎2・3931)、フーズショップたき(荷菜、☎2・2845)で販売を開始。
町まちづくり課地域戦略係の石井雄吾主事は「お米のうま味と甘みが広がり、食事を引き立てるような仕上がり。ぜひ、びらとりの特産品など町内の美味しい食材と一緒に楽しんでいただきたい」とPRしている。

ラベルは桂の葉をイメージし、左から鹿・クマゲラ・すずらんの葉・アルミ缶にはヤマメをデザイン
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