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名寄新聞

国内最高峰チェーンソーアート大会「エゾカップ」3年ぶり開催へ【下川】

過去のエゾカップの様子

 国内最高峰・道内唯一のチェーンソーアート大会「EZOCUP」(エゾカップ)は、7月14~17日までの4日間、桜ヶ丘公園フレペ広場特設会場で開かれる。

 町内有志で組織する実行委員会(木霊光実行委員長)主催。チェーンソーアートは、チェーンソーを使って丸太などから彫刻品を作り上げ、短時間にダイナミックかつ繊細な表現が施され、制作工程が魅力とされる。

 同大会は下川らしい森林文化を創造し、地域活性化を図るとともに、森林・林業を身近に感じてもらうのが狙い。新型コロナウイルス感染症対策のため、2020年から2年連続で中止となったが、今回で10回目となる。

 競技は14日午前9時から17日正午まで(午後2時半までに完成作品を会場内に配置する)の4日間、大きな丸太(長さ3・65メートル、直径0・5メートル程度)1本や板材を使い作品を制作する。

 今回のテーマは「ダウンサイズ」。エゾカップと連携して行われる多彩な催し「森ジャム」も7月16、17日に美桑が丘と桜ヶ丘公園内で3年ぶりに開催されるが、来場者にさらにチェーンソーアートの世界を楽しんでもらうため、今後3年ほどかけ、美桑が丘(みくわ)の森をインスタレーション(展示空間を含めて作品と見なす手法)で表現していく。

 今年は森に住む小さな生き物を巨大化させて森に配置することで、ダウンサイズの世界を演出。来場者がその空間に入ると、自身の身体が小さくなった錯覚をおこすような仕掛けをつくる。

 エゾカップの出場者は推薦を受けた、梅沢康二さん(福島県)、栗田宏武さん(千葉県)、斎藤和紀さん(岡山県)の3人を予定。審査員による表彰を行わず、功労賞を設定する。

 同実行委は「今大会は会場(フレぺやみくわの森)の雰囲気に合うチェーンソーアートを複数作り、会場内に配置していく。1本の丸太からどのような作品が出来上がるのか、想像しながら楽しんでほしい。エゾカップとしてインスタレーションは初試みのため、どうなるか分からないが、楽しんでもらえるイベントにしていきたい」と話す。

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