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日高報知新聞

えりも中1年生が植樹体験【えりも】

【えりも】えりも中(中田実千代校長)の1年生40人が1日、総合的な学習の時間に、えりも岬百人浜の国有林で植樹を体験した。えりも高(村木宗徳校長)との連携型中高一貫の環境教育「百人浜に学ぶ」フィールド学習で、ヤチダモ、ミズナラ、シラカバなど5種類の落葉広葉樹の苗木100本を植樹した。植樹に際しては、同校体育館での事前学習で、日高南部森林管理署の宮崎亙えりも治山事業所治山技術官が「百人浜緑化事業の歴史」を講演した。

 植樹体験の日には、同体育館で宮崎技術官らの指導を受けながら、苗木を植える段ボール製のカミネッコンとアルミ板 に自分の名前を入れたプレートを完成さて、スクールバスで現地へ。

 現地では、森谷幸隆日高南部森林管理署長と署員、ひだか南森林組合員、町産業振興課員ら15人がサポート。早速、宮崎技術官らの指導で、カミネッコンに苗と土壌を入れて植樹現場へ。そこはかつて、えりも高生が環境教育実習でクロマツの枝払いを終えていた林内で、中学生らは2人1組になって、森林組合員があらかじめ表土を削っておいた箇所へ、4本ずつを苗を植え付け、土をかぶせて踏み固めた。

 岩間幸大君は「高校生になってクロマツの枝払いのときに、きょうプレートをつけて植えた苗木の成長が楽しみ。植えた苗木がえりもの海を豊かにしてくれると聞いてうれしい」と話した。森谷署長は「えりも岬の緑化事業は来年で100周年を迎える。この林は一本一本、人の手で植えたことを知っておいて、さらに100年への歴史を刻もう」と生徒に呼び掛けた。最後に1年生を代表して渡部陽菜さんが礼の言葉を述べた。

2人1組で苗木を植える生徒たち

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