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室蘭民報

西胆振医療介護情報ネットワークが来年1月スタート【西胆振】

来年1月にスタートする「地域医療介護情報ネットワークシステム『スワンネット』」について説明した「救急の日」講演会=今月9日、室蘭・登別保健センター

 西胆振の病院、診療所(かかりつけ医)、歯科、薬局、介護事業所などを結んだ情報連携基盤を構築する「地域医療介護情報ネットワークシステム『スワンネット』」が、来年1月からスタートする。西胆振の医療・介護施設などで、医療・健康データが共有・利用できるため、より安全で質の高い医療・介護・健康サービス提供につながる。室蘭市医師会(稲川昭会長)などが、参加する医療機関を募集するなど着々と準備を進めている。

 同ネットワークは、室蘭市医師会が、胆振西部医師会、室蘭歯科医師会、道薬剤師会室蘭支部、西胆振3市3町の協力を受けて運営する。西胆振では現在、中核病院がかかりつけ医側のデータを閲覧できるシステム(一方向ネットワーク)を活用している。

 これに対して、来年1月からは、西胆振の五つの中核病院のほか、かかりつけ医、歯科、健診センター、薬局、訪問看護・介護施設などのネットワーク加盟施設が、バイタルデータや処方薬、カルテ、病歴などの情報を集約した情報通信技術(EHR)を共有できるシステム(双方向ネットワーク)になる。

 このため、①コンピューター断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)など、過去に他院で行った検査データと、現在のデータを比較した診察②薬の重複処方防止や薬の変更情報の確認③夜間の救急診察や救急搬送時でも、かかりつけ医の情報が分かる―など、患者自身が正確に伝えられない内容が各加盟施設でもそれぞれ確認できる。

 ネットワークは、総務省の「医療・健康データ利活用基盤高度化事業」のテストケースとして実施。来年1月のスタート時には、西胆振の人口全体の約1割に当たる2万人の登録を目指す。

 室蘭市医師会の生田茂夫理事(地域医療担当)は「自分の診察状況や病歴、薬、体質などの医療情報が各機関で共有されるため、安全で質の高い医療・介護サービスが受けられるメリットがある」と強調。住民の積極的な参加を呼び掛けている。

 スワンネットに参加するには、参加申込書への記入が必要。登録は無料。参加申込書は、西胆振の病院や診療所などにある。問い合わせなどは、室蘭市医師会西胆振クラウド型高機能EHR事業推進協議会事務局、電話0143・45局4393番へ。

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