【日高】浦河町子ども会育成団体連絡協議会と町教委主催の令和４年度自然体験事業「サマーキャンプ２０２２」が７月30、31日の２日間、日高町富岡の国立日高青少年自然の家で行われ、町内の小学３年～６年生18人が参加して沢登りや野外炊事体験など１泊２日のキャンプを通し、交流した。

　事業は、地域や年齢の異なる子どもたちが交流を図りながら、自然体験活動を通して郷土や自然を愛する豊かな心と仲間とともに生きていく力を育むとともに、宿泊学習を通して未来を担う青少年の育成に努める目的。

　国立日高青少年自然の家に到着した一行の体験活動は、同家周辺を流れる沢を登る「沢登り体験」から始まり、水の流れや岩の斜面に苦戦しながらも、上級生が先頭に立って手を取り合い全身がびしょ濡れになりながら、ゴールまでの道のりを協力して乗り越えた。

　野外炊事では、薪やうちわを使って火を調節することから始まり、それぞれが次に何をすべきかを考えて行動してカレーライスを班ごとに作った。児童たちは「自分たちで作ったご飯はおいしい」と満足気な様子。

　最後に児童たちで組んだ薪に火を付け、燃え上がるたき火を囲みながら、クイズ大会で盛り上がった。

力を合わせて沢登りに挑戦の児童たち