的に当てて大満足【えりも】
【えりも】日高東部消防組合えりも支署(高田拓也支署長)で24日、幼年期から「火災予防」への関心を高めてもらおうと町内の光の園幼稚園と、町立3保育所の年長園児24人を招いて、放水での消火体験を行った。
えりも支署に到着した園児たちは、予防係から消防署は「火災発生現場での消火活動、急病や大けがの人を医療機関に搬送することが大切な役目である」ことを聞き、風の館のマスコットキャラクター・ウインディーくんの歓迎にも大喜び。
園児たちは早速、署員にミニ防火服とヘルメットをかぶせてもらい、2人1組になって署員のサポートを受けながら、幼年児練習用の口径40㍉のホースで、5㍍前方の火点目掛けて放水し、〝パタン”と音をたてて標識が倒れると一様に笑顔。
全員の訓練終了後は、若い署員2人が火災発生現場へ緊急出動時の防火服の着装を競うデモンストレーションを行い、消火では噴霧状の放水も披露し、園児たちは憧れの消防署員のキビキビとした動作に真剣な眼差しで見入っていた。
その後は、救急車内部の見学と消防車の運転席にも乗せてもらい大喜び。大久保志音ちゃん(5歳)は「放水で的に当てられてうれしかった。消防の人たちが町を守ってくれていることがわかりました」と話した。
えりも支署では、春の「火災予防運動期間」中にも、園児たちの「火災予防街頭キャンペーン」を行って、火災予防意識の向上に努めている。
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