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日刊留萌新聞

天売島の木育を推進 運営協議会初の会合

木育の島づくりに向けた取り組みについて協議した天売島「未来につなぐ、木育の島づくり」運営協議会の初会合

 天売島「未来につなぐ、木育の島づくり」運営協議会の初会合が、13日午後4時から留萌合同庁舎1階会議室で開かれ、会長に一般社団法人天売島おらが島活性化会議の齊藤暢代表理事を選出したほか、協議会の運営方法や当面の取り組みについて協議した。

 天売島では、過去の伐採と山火事により森のほとんどが消滅し、深刻な水不足に陥った過去と、長年にわたる先人の努力によって水源森を復活させた歴史がある。

 留萌振興局は、地域関係者などとの連携により復活した森をより多くの島民の関わりの中で守り育て、森の恵みを島民や観光客が分かち合える環境づくりなど島の資源を生かした民間主体の島おこし活動を応援する「天売島応援プロジェクト」を平成27年度から推進。プロジェクトを発展させるためには、取り組み目標や関係者の連携体制などを明確にすることが必要なことから、さまざまな島おこし活動に取り組んでいる同活性化会議と羽幌町、留萌振興局との3者が11月1日に天売島「未来につなぐ、木育の島づくり」協定を締結した。

 同協議会は、同協定に基づき天売島の森林を地域が主体となり未来に引き継いでいくための環境づくりや森林から産出される木材の島内での多様な利用を目指すことを目的に設置、協定を締結した3者で構成されている。

 初会合には構成団体から8人が出席。齊藤会長が「島に住んでいる我々だからできることがや分かることがたくさんある。振興局や町と連携を強め、さまざまな活動に取り組んでいきたい。森は間違いなく海につながっていて、島の水産資源に良い影響を与える。観光面でもこれまでは海鳥1点で売り込んでいたが、森という強い味方ができればうれしい」とあいさつした。

 事務局の振興局森林室職員が設置要領などを説明し、年2回の開催を基本に天売島応援プロジェクト事業推進会議との併催も含めて検討することや、会長が必要と判断したときに出席してもらうよう、応援プロジェクトのメンバーや羽幌みんなで作る自然空間協議会、留萌中部森林組合といった個人・団体を指名し、木育や森づくりなどに関して個別に意見やアドバイスをもらうこととした。

 具体的な取り組み内容については、構成3団体が取り組んでいる水源林の保全や森の恵みを生かしたおもてなしの創造、木炭づくりや下草刈り、無駄のない木材利用の仕組みづくり、木材利用の島民ニーズ把握調査の実施や森林現況調査、林業の担い手づくりなどを共有し、来年3月の応援プロジェクト事業推進会議開催前の1月または2月に次回会合を開催、具体的な計画を提出し、アイデアを出し合いながら方向性を調整することとした。

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