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日高報知新聞

30周年句集「あおだも」

30周年記念句集「あおだも」を発行した新冠俳句会

【新冠】新冠俳句会(中村克夫会長、会員6人)はこのほど、30周年記念句集「あおだも」(A5判70㌻)を発行した。

 同会は昭和61年8月に町公民館講座から発展する形で発足。初代会長の山藤利雄さんが中心となり、月1回の句会をはじめ、新聞や「文芸にいかっぷ」への投句、町民文化祭や日高管内道民芸術祭、北海道文化集会への参加などの活動を続け、平成12年には全日高俳句大会をレ・コード館で開催している。

 記念句集は10年ごとに発行している。今年5月から半年かけ、会員が平成18年から28年まで作った句を自ら厳選し、1人40句ずつ掲載している。

 編集担当の中村会長(87)=俳号・嘉津緒=は「この10年間で東日本大震災が発生したり、会員の高齢化が進むなど時代や自分自身の変化を詠んだ句が多い」と話す。

 中村会長が第28回全道シルバー作品展(来年10月、札幌市)で北海道社会福祉協議会長賞(短詩型の部)を受賞した句「原始林 音一つ無し 山眠る」も掲載している。

 また、新冠の四季折々の魅力や馬の句もあり、「俳句は季語を使わなければならないが、北海道の四季ははっきりしているので、自分の考えや情景を表すために言葉を上手に使って表現しているところを見ていただければ」(中村会長)と話している。

 句集はレ・コード館図書プラザで閲覧できる。販売はしていない。

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