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日高報知新聞

「和凧」と「ちりめん細工」

 浦河町常盤町の手作り家具とカフェの店ガーデンソングで、「南清 悦子二人展」が開かれている。31日まで。

 夫の清さん(84)と妻の悦子さん(77)夫妻は様似町在住。清さんは和凧30点、悦子さんはちりめん細工の「つるし飾り」20点を展示。清さんは初めて、悦子さんは2年ぶり3回目の展示で、二人展は初めての開催だ。

 清さんの凧作りは30年のキャリア。「北海道さまに凧の会」の会長も務めている。平成16年4月に様似町のエンルム海岸で開催の北海道大凧まつりでは同会製作の百畳大凧を空高く舞い揚げた。

 近年は子どもへ凧作りの指導を行っている。自宅には400枚以上の凧が壁を占領。作品はA3用紙2枚分の大きさの凧など30点で、すべて絵や骨組みを自分で行っている。  「里見八犬伝」や「雷神」「一ノ谷合戦」など物語の絵を78冊の凧の本の中から選び、OHPを使って障子紙に模写し、水彩絵の具で色付けする。人物の髪の毛の生え際など細かいところまで繊細に描かれているのが見事だ。  清さんは「絵を描いたり、(凧の)骨組みをしたり物を作ることが好き。凧もうまく揚がると気持ちがいい」と笑顔。様似町のイメージキャラクター「アポイちゃん」と「かんらん君」の絵が入ったものは販売(1枚1500円)もしている。  悦子さんは札幌市の水野筝曲学院札幌スタジオで準講師も務めている。

 チリメンは絹織物の一種。十数年前にデパートに立ち寄りチリメン細工の商品を購入しようとした際、値段が高く、自分でも作れるのではと思い見よう見まねでつるし飾りを始めた。つるし飾りは東北地方でひな人形と一緒に飾られる。

 作品はつるし物のかわいらしい立ちびなや袋物細工など。袋物には「邪気をはらう」「健康と幸せ」「みんなが笑顔になれるように」など一つひとつに願いが込められている。さらに、新作の「新春の花」、「落ち葉と童の踊り」など店内をいろいろな色で華やかに彩り、見応え十分。

 悦子さんは「自分も作ってみたいと興味を持っていただけたら」とPRし、「難しくても諦めず作っていくと必ずできあがり、いろいろなアイデアが生まれる。次回も新しいことに挑戦する」と話していた。

 入場無料。展示は午前11時から午後5時まで。日、月曜定休。

南清さんと悦子さん夫妻の作品が並ぶ二人展

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