北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

十勝毎日新聞

幻の橋撮影「集大成」 タウシュベツ写真集出版 岩崎さん【上士幌】

崩れゆくタウシュベツ川橋梁の姿を撮影し続け、写真集としてまとめた岩崎さん

 上士幌町在住の写真家岩崎量示さん(38)が1月25日、町内のぬかびら源泉郷・糠平ダム湖内にあるタウシュベツ川橋梁(きょうりょう)を扱った写真集を出版した。旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群の一つで、歳月の流れとともに崩れゆく橋梁の姿を収めた一冊で、岩崎さんは「これまでの撮影してきた活動の、一つの集大成」と話している。

 岩崎さんは埼玉県出身。立教大学経済学部経営学科卒業。北海道での暮らしに憧れて2005年に同町へ移住した。移住後に橋梁の存在を知り、崩れてなくなるまでを記録しようと思い立ち、撮影を開始。週に1、2度ほど撮影し、その過程で写真技術を学んだ。橋梁などを扱った写真集は15年と16年にそれぞれクラウドファンディングを通じて自費出版しており、今回で3冊目となる。

 今回の写真集「タウシュベツ川橋梁」は05年から昨年まで12年以上にわたって撮影してきた写真の中から8000枚ほど選び、編集者との打ち合わせを通じて約60点まで厳選した。

 水位が上がる夏から秋にかけての、湖面に合わせ鏡のように映し出される姿や、濃霧の中で幻想的な雰囲気を醸し出す1枚など、同橋梁のさまざまな時間や天候、季節の中で見せる様子を収録している。

 橋梁は風化による崩壊の可能性が指摘されており、岩崎さんは「昨年と同じ時期に撮影しても同じものは撮影できない。あす(橋梁が)崩れてもおかしくない状況が続く中、本の形にすることができてよかった」と話している。

 同写真集はA4変形サイズ、112ページ。書店やインターネットなどで2430円で発売中。

関連記事

日高報知新聞

静内産ミニトマト出荷開始【新ひだか】

【新ひだか】しずない農協の選果場=静内木場町=で静内産ミニトマト「太陽の瞳」の出荷が始まった。昨年の生産販売額は過去最高の約9億8500万円となり、関係者はハウス被害の影響があるものの、昨年同様の...

日高報知新聞

旬のウニに約2千500人【様似】

【様似】春ウニを味わう「第9回さまにウニまつり」が20日、本町3のエンルム海岸特設会場で開かれた。晴天の青空のもと、札幌、帯広ナンバーなど含む町内外から約2500人が訪れ、採れたての新鮮ウニや魚介類...

苫小牧民報

よこすかカレーフェスでグランプリ とまこまいカレーラーメン振興局

 19、20両日に神奈川県横須賀市で開かれた全国ご当地カレーのイベント・よこすかカレーフェスティバルで、苫小牧市内の飲食店主らでつくるとまこまいカレーラーメン振興局の「みそカレーラーメン」がグラ...

苫小牧民報

200メートル煙突、44年ぶり大改修 王子製紙苫小牧工場

 苫小牧市のシンボルの一つである王子製紙苫小牧工場の200メートル煙突が、1974年の設置以来初めての大規模改修を行っている。煙突の中腹に円形のゴンドラが設置され、専門業者による作業が着々と進む...

苫小牧民報

「むかわ竜」の名称再考を 穂別出身者の会が近く要望書

 むかわ町穂別地区で見つかり、日本の恐竜研究史上で最大級の発見とされるハドロサウルス科恐竜の全身骨格化石の通称「むかわ竜」について、穂別出身者などでつくる町外の団体が名称の再考を求めて同町に要望...