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日高報知新聞

市場売上最高で利益3倍 日高軽種馬農協

軽種馬生産振興会総会後の地域懇談会であいさつする木村組合長

 5日から19日まで管内8地区の軽種馬生産振興会の総会に合わせ、上部団体の日高軽種馬農協(木村貢組合長)は各地で地域懇談会を開催し、29年度決算概要を説明している。昨年は組合が主催する競り市の北海道市場の売り上げが史上最高となり取引手数料収入などが増え、29年度決算は増収増益となり、当期純利益は約1億1250万円(前年度3855万円程度)の大幅増益になる見込みだ。

 各振興会は軽種馬農協組合員で構成しており、懇談会は3月16日開催予定の組合総代会を前に同農協の事業決算や新年度事業計画案の概要を説明し、出席者と意見交換している。

 組合によると、生産馬の堅調な販売実績を背景に組合員数は前年度比4戸減の719戸で、組合員の減少率は平成7年度以降で最少。29年度決算(1―12月)は、北海道市場の売り上げが約116億1250万円と初めて100億円を突破。登録料や販売手数料など市場の事業収益は前期比約9280万円増の7億2050万円になった。

 もう一つの柱の診療事業も診療収入が増え、事業収益は前年比約1千万円増の約2億5380万円に増収。事業費用などを差し引いた全体の経常利益は前期比で約3倍増の1億1340万円程度を計上する見通し。

 組合員に対する利益の一部還元は、市場新規申込馬に対し1頭5千円(総額1033万円ほど)や売却馬に対しセリ落とし額の0・5%(同4760万円ほど)、組合員出資の3%(同1660万円ほど)を配当する予定。

 今年の北海道市場は、セレクションセールを7月とサマーセール前8月の2回に分け開催。今年から販売申込者は所有者に限る。

 地域懇談会では、診療部門で手術の執刀を担う獣医師の退職により、今年2月から静内診療所の外科手術を休止していると報告。

 また、昨年の市場取引で、落札した馬の喉の不具合を理由に、購入者が落札直後に直接生産者に対し購入の取り消しを求め、生産者がこれを承諾し引き取った事例について懇談会出席者から質問があった。購入者は生産者側が提示したレポジトリー(上気道内視鏡像や四肢X線写真などの医療情報の公開)を見ていなかった。木村貢組合長は「あってはならないこと」とし、今後は厳正に市場取引を実施することを明言した。

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