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日刊留萌新聞

新留萌市長に中西俊司氏

当選を決め、家族とともに万歳して勝利を喜ぶ中西氏(中央)

 向こう4年間の市政を託す留萌市長選挙は、25日に投票が行われた。即日開票の結果、前留萌市副市長で新人の中西俊司氏(61)=無所属=が6784票を獲得。5904票だった元NHK記者で新人の庄司清彦氏(53)=無所属=を制して初当選を果たした。マチの経済界を二分して繰り広げられた激戦は、880票という僅差による決着となった。

 留萌市長選挙は、平成10年以来20年ぶりの一騎打ちによる選挙戦として市民の注目を集めた。中西氏は昨年12月の出馬表明後、後援会活動を開始。市内各地をくまなく回りながら①市民の生活力向上で留萌を元気に②稼げる留萌への基盤づくり③市民の安心を確実に届ける―を掲げて訴えてきた。  中西氏は、現職の高橋定敏氏の下で2期8年の副市長としての実績を強調。1次産業新規就労者の支援、観光マチおこしの促進、医療・福祉・介護の充実などを訴え、若手会社経営者や市職員OBらの支持を獲得し、着実に票を固めた。

 庄司氏は、報道記者としてさまざまな取材をしてきた経験を生かして「留萌一新」、「心ひとつに新たなまちづくり」を強調。総合計画の見直し、海水浴場のアミューズメントビーチ化、農業生産物のブランド化などを訴えたが及ばなかった。

 初当選を果たした中西氏の開運町1丁目にある選対本部事務所には、午後8時前から支持者が集まり勝利の瞬間を待った。「やることはやった。後は開票を待つだけ」と選対関係者。支持者は落ち着いた雰囲気で開票の経過を見守った。

 午後9時半、同10時の開票で中間報告がされると、同票の接戦に緊張しながらも拍手が起こった。同10時半過ぎ、最終結果が発表されて当選が確定すると、大きな拍手と歓声が沸き起こった。数分後、中西氏が郁子夫人とともに事務所に姿を見せると、一気にボルテージが上がって興奮がピークに達し、中西氏は支持者と握手を交わし、孫の後藤優和ちゃん(4)から花束を贈られて笑顔を見せた。

 兜克己選対本部長が「多くの皆さんの力で中西市長が誕生した。留萌のため、市民のために働いてくれると確信している。皆さんの支援と協力に感謝している」とあいさつ。

 中西氏は、感無量の様子で「チーム中西の皆さん本当にありがとう。皆さんの力でここまで来られた」と感謝し、「市政のため、皆さんの熱い思いを受けて、十分期待に応えて頑張りたい。留萌市はもとより、管内を含めてもっともっと、みんなが住んでいて良かったと思えるマチにしたい」と決意を新たにした。

 神谷裕衆議、管内8市町村、旭川市、宗谷管内沼田町の首長らが祝辞を述べ、勝利のダルマにVサインを入れたあと、支持者と万歳三唱を何度も繰り返した勝利に酔いしれた。

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