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十勝毎日新聞

そば「大正(笑)庵」復活 脱サラ・坂本さん継承【芽室】

 昨年末で閉店した「そば蔵 大正(笑)庵」(町西士狩北5線25)を、前店主の元同僚の坂本仁さん(56)が引き継ぎ、10日に開店した。大手電機メーカー子会社を早期退職し、第二の人生を歩み始めた坂本さんは「これまでの味に近づけるよう努力したい。居心地のいい店にしていきたい」と話している。

店を引き継いだ坂本さん(中央)と長崎さん(左)、片岸さん

 坂本さんはオホーツク管内訓子府町生まれ。東北工業大を卒業後、大手電機メーカーの子会社に就職した。「大正(笑)庵」の前店主片岸清さん(67)とは元同僚で、1998年から2000年代初めの帯広勤務時代に一緒に働いていた。電機メーカー本社から出向していた片岸さんは51歳で会社を辞め、2002年に「大正(笑)庵」を創業した。

 中札内村にあった大正15年築の古民家を移築した店内は落ち着いた雰囲気で、地元客を中心に人気を集めた。昨年10月に15周年を迎えたのを一区切りに昨年末で店を閉めた。

 閉店の意向を聞いた坂本さんは「この味を残したい」と、昨年秋ごろに片岸さんに店の継承を申し出た。片岸さんの師匠の「百姓(笑)庵」(幕別)店主の長崎勉さん(69)の元でそば打ちを習い、並行して片岸さんからつゆの作り方など一通り仕込んでもらった。

 新店舗は、坂本さん自身も客としてお気に入りだった「ごぼう天そば」(900円)など、十数種類のメニューでスタートした。

 5月に故郷の札幌市に居を移す片岸さんは「体力的に衰えてきて店を閉めたが、お客さんに申し訳ない気持ちもあった。坂本さんが引き継いでくれることは非常にありがたい」と喜ぶ。長崎さんは「(腕前は)まだまだ。これからはお客さんが師匠(になる)」と激励する。

 2人の師匠に見守られて新たな道を踏み出した坂本さんは「店の名前のように、お客さんが楽しめる店にしたい」と話している。営業時間は午前11時~午後2時。月・火曜定休。

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