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根室新聞

東日本大震災から7年―災害備え、代用品で調理実習【根室】

非常時の炊飯に挑戦する参加者ら

 東日本大震災の発生から丸7年となった11日、FMねむろが主催した防災イベント「第2回みんなdeぼうさい」が市総合文会館で開かれた。今年は災害調理実習と非常持ち出し品の確認に焦点を当て、子どもから大人まで15人の参加者が3.11の教訓を生かし、正しい知識と万が一の備えを学んだほか、震災発生時刻に合わせて黙とうを捧げた。

 市民と共に防災意識を高めようと、昨年からFMねむろが企画している防災イベント。釧路市の防災士・金子ゆかりさんと防災演習アシスタントの菅原似久子さんを講師に迎え、平成5年の釧路沖地震発生直後に釧路の病院で実践された炊き出しを参考に、身近な材料を使った調理実習と防災講座に取り組んだ。

 調理実習では、ポリ袋に生米と水を入れて行う炊飯と、缶詰を使ったサバのトマトソース煮作りに挑戦。どちらもカセットコンロと鍋があればできる調理法で、金子さんは「避難所での温かい食事は心安らぐ大きな要因」として、避難所生活が長引いた場合の食事の大切さを強調した。

 一方、防災講座では非常持ち出し品について触れ、東日本大震災や阪神淡路大震災で実際に役立った物などを挙げながら詳しく解説した。持ち出し品について、近年は「お薬手帳」など自分の情報を示す物の重要性が叫ばれており、持ち出し品リストにプラスして自分に必要なものは何か考えることが大切とした。

 参加した市内在住の60代主婦は「持ち出し品は分かっていてもなかなか準備できずにいる。あすから少しずつ用意していきたい」と話し、気づいたことをメモするなどして熱心に受講していた。同局では「持ち帰ることができる情報を提供できて良かった。今度は参加した皆さんが周囲に伝えてほしい」と話し、市民が防災について考えるきっかけになることを願っている。

 東日本大震災による死者・行方不明者は震災関連死も含めて2万2,000人を超え、今もなお避難している人は約7万3,000人に上る。この日は震災発生時刻の午後2時47分に合わせて黙とうを行い、全員が目を閉じて犠牲者を悼み鎮魂の祈りを捧げた。

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