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室蘭民報

登別温泉調理師登庖会・青年部が研さん重ね交流深める【登別】

持ち寄った料理の味や盛り付けなどを確認する参加者たち

 登別温泉調理師登庖会(本間良廣会長)の青年部が、若手同士の交流と加入促進に向けた勉強会を展開している。テーマを決めて自作の料理を持ち寄ったり、飲食店を訪問して味や盛り付けの技術を学んだりと、研さんを重ねながら交流を深めている。

 青年部は現在8人で、30、40代のメンバーが中心。20代の若い会員が少ないことから、コミュニケーションの構築とモチベーションを高める取り組みとして、青年部メンバーで同会副会長の渡辺晃紀さんが呼び掛け、昨年4月から、交流会や勉強会などに取り組んでいる。

 交流会は、旅館・ホテル、和食料理店などを訪れ、提供されるメニューの盛り付けや味の技術を学んでいる。テーマを決めて考案した料理を持ち寄る勉強会も実施。各宿泊施設の夕食が落ち着く夜に厨房(ちゅうぼう)に集まり、オリジナルメニューを持参。使用している食材や特徴などを説明し、試食を通して質疑応答するスタイルだ。

 28日夜にゆもと登別(登別温泉町)で行われた6回目の勉強会には、渡辺さんら青年部メンバー、本間会長ら15人が出席。今回は道産食材を使用した蒸し物がテーマだ。各自の勤務体制などもあるため、全員がそろうのは難しいが、開始時間の午後9時半ごろに続々と料理が届いた。

 茶碗蒸し風に仕上げた大滝産シイタケとホタテの松前蒸しは、アワビの殻やコンブを器に使用。のぼりべつ牛乳も用いて地元感をプラスした。桜蒸し物は、サクラ色に染まった和菓子・道明寺で登別豚の角煮を包んだ。メレンゲに焦げ目をつけて残雪を表現したユニークな料理のほか、食材に菜の花やタケノコ、サクラマスなど春到来を告げる食材使用もあり、培った技術を披露している。立ち会った本間会長も「どれもおいしい料理。若い人たちの技術が伸びるように期待しています」と激励した。

 勉強会は今後も定期的に開催していく。渡辺さんは「連携を図る勉強会を開くことで、若い人たちにも会に入ってもらいたい。将来的には商店街とのコラボレーションもできればいいですね」と話した。

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