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日刊留萌新聞

天塩町に地方創生大賞 道内で唯一選ばれる

 

ふるさと名品オブ・ザ・イヤーの表彰式で梶山地方創生担当大臣から表彰を受ける天塩町の齊藤副町長

 「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」(同実行委員会主催)の表彰式がこのほど、内閣府で行われ、地方創生大賞に天塩町が齊藤啓輔副町長を中心に進めている各種地方創生プロジェクトが道内で唯一選ばれた。

 ふるさと名品オブ・ザ・イヤーは、地域の将来を支える名品とその市場開拓を支援する表彰制度で平成27年度から実施。今回は「ヒト」、「モノ」、「コト」の三つのカテゴリー、ふるさとコンシェルジュや地方創生プロデューサーなど44の部門合わせて77件を選出。さらにその中から3カテゴリーそれぞれに地方創生賞、同大賞を選出。天塩町の取り組みは「シティマネージャー齊藤啓輔を中心とした衝撃に備えつつ未来に向かう地域創生」として、「ヒト」カテゴリーの地方創生大賞を受賞した。

 そのほか、「モノ」カテゴリーは、和歌山県海南市の「髙田耕造店紀州産からだ用棕櫚(しゅろ)たわし檜柄」、「コト」カテゴリーには、岩手県遠野市の「Next CommonsLab遠野BrewingTonoチーム」がそれぞれ大賞に選ばれた。

 天塩町は地方創生人材派遣制度により、齊藤啓輔副町長が平成28年に着任し、齊藤副町長を中心に各種地方創生プロジェクトが次々とスタート。

 食による地方経済活性化に取り組んでいる「天塩國(てしおのくに)眠れる食資源活用プロジェクト」では、ミシュラン掲載店のシェフらともに食資源を掘り起こして磨き上げ、販路を先に確保。地元への利益は、ふるさと納税の寄付金の増加分を含め4億円以上となったことや、インターネットを介して仕事をしたい人と仕事を依頼したい企業をつなぐ仕組みづくりを通して、新たな雇用創出を図った「働き方改革プロジェクト」。自家用車で目的地へ向かう人の空席を活用し、同じ目的地へ行きたい人が同じ車に乗って目的地に向かうことができる民間企業のシステムを活用し、直通の公共交通機関がない天塩―稚内間の交通不便解消を図っている「天塩―稚内間相乗り交通事業」など、同じような課題を抱える自治体のモデルケースになるべく、複数の企業を巻き込んで課題解決に取り組んだことが評価された。

 受賞式で、梶山弘志地方創生担当大臣から表彰状を受け取った齊藤副町長は「プロジェクトを進めていく中で、町民の方々の意識が変わっていった。この取り組みに追従していってくれる地域が現れてくれるとありがたい」と述べた。

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