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日高報知新聞

29年度販売額は過去最高

【新ひだか】しずない農協(西村和夫組合長、正組合員362人)の第70回通常総会が13日、町公民館で開かれ、平成30年度事業計画の設定など提出議案を原案通り承認した。2月の雪害の影響により、ミニトマトの生産計画は前年対比1億6400万円減の8億2100万円とした。

 29年度は気温が不安定だったが、組合員の努力により農作物は平年を上回る良い出来秋を迎えた。主要農作物はミニトマトの販売総額が過去最高になるなど、農畜産物(軽種馬除く)の総販売金額は前年対比7713万円増の24億9307万円と過去最高を更新した。

 「太陽の瞳」ブランドで知られるミニトマトは、シーズンを通して安定的な出荷を行えたことと単価も高く推移したことから、出荷量は計画対比103・6%の1394㌧、販売金額は同106・2%の9億8500万円となった。

 黒毛和牛は、市場の枝肉・素牛相場ともに値下げ傾向だったが、出荷頭数・体型もそろい購買者からの評価は高く、市場平均価格を上回った。販売頭数は計画対比98・7%、販売金額は同98・5%の6億5252万円。

 水稲は集荷数量は計画対比105・7%、販売金額は同118・6%の9471万円で全量1等米の出荷実績。「日胆地区ゆめぴりかコンテスト」では金賞を受賞した。

 金融事業では、農業関連資金の新規貸し出しが伸び悩み、繰り上げ償還、固定化債権の流動化による回収もあり、前年対比4億7595万円減の79億1470万円。貯金残高は、顧客の貯蓄志向の高まりから同3億2534万円増の185億1108万円。

 財務の健全性を示す自己資本比率は前年比0・07%増の10・32%。当期未処分剰余金は5574万円を計上し、利益準備金に1050万円、任意積立金に3524万円を当て、残りの1千万円は次期に繰り越した。

 30年度事業計画の営農指導・販売事業の農畜産物全体の取扱高は、ミニトマトの減産が見込まれ、同2億7900万円減の22億1300万円としている。

 また、新冠町、ひだか東、みついしとの4農協合併について、来年2月1日を合併目標日に組合員の意見をもとに協議を進める。協議状況については地区別懇談会などで説明する方針。

 合併について、出席した組合員から「合併後の農協の在り方、組合員の身の振り方について具体的な説明は示されていない。一番心配しているのは農協組織は存続するが、資産評価の見直しにより、意欲があっても営農を継続することができない組合員が増えることによる地域経済の衰退」、「大雪の災害対応で農協によって違いがあったので合併後はどうなるのか」、「スケールメリット(規模を大きくすることで得られる利益)だけを追求して職員と組合員のコンセンサスが取れるのか」など、合併後の体制の在り方を心配する声が多く寄せられた。

 西村組合長は「9月に合併総会を開くスケジュールだが、合併は組合員一人ひとりの意思で決定する。『組織残って農家残らず』ということは絶対あってはならない。今後の進ちょく状況を皆さんも自分のことと思って見守っていただきたい。合併は健全性だけでなく、将来を見据えながら、後継者がいる中でどういう農協を作っていくかを皆さん自身とわれわれが考えていきたい」と話した。

開会であいさつする西村組合長

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