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室蘭民報

扇さんが道立水族館時代の絵はがき寄贈へ【室蘭】

当時の本館正面と観覧室の内部

 室蘭市白鳥台の扇正幸さん(70)の実家(室蘭市清水町)から、道立時代の市立室蘭水族館や、室蘭の観光地などを描いた絵はがき24枚が見つかった。父・公治さん(享年93歳)の遺品を整理していたところ、書類などとともに出てきた。指定管理者の室蘭観光協会は「所有していない貴重な資料だ」と喜んでいる。

 元室蘭市の職員だった公治さん。70歳を過ぎて、頭の体操の一環として退職までの半生をまとめていたという。遺品となった書類には「1950年(昭和25年)6月に道立の水族館を誘致」という厳命を受け、水産係長を約1年間務めていたことが記載されていた。

 「観光が好きで妻とともに全国を回っていた。絵はがきもたくさんあった。水族館の誘致に関わっていたので、保管していたのではないか」と正幸さんは推測する。

 絵はがきは昭和30年代のものとみられ、水族館の全景や展示していたマダイ、ニシン、ホッケ、メバルなどが描いてある。観覧室内部は現在とあまり変わっていないことが分かる。

 ほかの絵はがきを見ると、周囲には住宅が少なく、緑地が多かった絵鞆半島や地球岬、大町商店会などが取り上げられている。

 絵の制作は全て同協会が関わっていた。正幸さんはすぐに電話を入れると「所有していない」という同協会の返答だっため寄贈を決めた。

 絵はがきを見た現在の市立室蘭水族館スタッフは驚いた様子。東忠明館長は「この水族館は絶対なくしてはいけない。歴史の重みを感じます」とじっと絵はがきを見ていた。

昭和30年代の水族館の全望

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