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日高報知新聞

菊地修二会長再任

【新ひだか】日高地区アイヌ協会連合会(会長・菊地修二様似アイヌ協会長、会員649人)の平成30年度総会が13日、町公民館で開かれ、事業計画などを承認。任期満了に伴う役員改選で菊地会長を再任した。

 同連合会は管内7協会で構成。アイヌ民族の尊厳を確立し、社会的地位の向上と民族文化の伝承保存・発展、団体相互の連携強化を図ることを目的に、伝承保存活動への支援や団体相互の親睦と連絡調整などを実施している。

 総会には各地区協会の代議員のほか、来賓として山岡達丸衆議(国民民主党)、藤沢澄雄、金岩武吉両道議、新ひだか、新冠、様似の3町長らが出席。

 菊地会長は「白老町では、博物館などからなる民族共生象徴空間の整備が2020年4月の開設を目指して進められている。当管内においてもアイヌの伝統的生活空間イオルの整備が平取町と新ひだか町で進んでおり、今後これらの地区が核となり、管内全体のアイヌ文化のさらなる発展につながることを期待する」と開会あいさつ。

開会であいさつする菊地会長

 来賓の金岩道議は「先輩方が涙を流しながら、苦労しながら、歯を食いしばりながらここまで来た。それぞれの地域や仲間の中にもやり方や意見の違いがあるかもしれないが、大いにチャランケ(アイヌ語で談判、論議)すれば良い。とことんチャランケしてどこかで手を携えて自分たちの孫や次の世代の子どもたちが胸を張ってアイヌ民族を継承していける社会をつくれるよう、この総会がその一歩であってほしい」と述べた。

 30年度事業では、連合会の体制強化や各地区協会、道アイヌ協会との連携強化、先住民族の権利に関する活動、次世代を担う人材の育成などの推進、イオルの整備促進の要望、親睦パークゴルフ大会、青年・女性交流の集い、生活向上推進事業などを実施する。

 また、20年に会員資格を喪失して連合会からも離脱状態となっていた日高町門別を拠点とする道アイヌ協会日高支部が昨年12月に解散し、新たな組織「日高アイヌ協会」(門別初男会長、5人)に移行。今年1月に道アイヌ協会へ加盟したことを受け、日高地区アイヌ協会連合会への加盟申請があり、これを承認した。

 門別会長は「10年間のブランクがあるので、ついていくのが大変かと思うが、皆さんの指導をいただきながら一生懸命頑張っていきたい」と話した。

 この後、北大アイヌ・先住民研究センター長で北大大学院法学研究科の常本照樹教授が「これからのアイヌ政策」をテーマに特別講演した。

 新役員は次の通り。

 ▽会長 菊地修二▽副会長 渕瀬清(新冠)、幌村司(三石)、岩間明彦(えりも)▽理事 木村英彦、宇南山嘉宣(以上平取)、溝尾清治(新冠)、大川勝(新ひだか)、幌村祐司(三石)、富菜勉(浦河)、菊地真喜夫(様似)、江川光宣(えりも)▽監事 霜沢勝博(新ひだか)、八重樫志仁(浦河)▽顧問 川奈野惣七(平取)、長山喜久男(三石)

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