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根室新聞

領土問題正しく理解しよう―北方少年少女塾始まる【根室】

納沙布岬で北方領土について説明を受ける生徒ら

 管内の児童生徒に北方領土の正しい認識を深めてもらう今年度最初の「北方少年少女塾」が17日、別海町立上西春別中学校の生徒を対象に始まった。北方館、北方資料館などを見学し、北方領土に対する知識を深めた。

 同塾は、北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会(北隣協)が事業主体となり、管内の児童・生徒を対象に北方領土問題の正しい理解と認識を身に付けてもらおうと、毎年行っている。

 この日は同校の1年生24人と教諭ら3人が納沙布岬を訪れた。北方領土資料館では岩山幸三館長から、北方館では村上由真事務補佐員から説明を受け、生徒らが「当時の暮らし」や「当時の食事」などを質問。最後に村上事務補佐員は「ここに来た意味を考え、管内に住んでいる子どもとして、いろいろな人たちに伝えていってほしい」と、呼び掛けた。

 続いて、北方館内を見学した後、望遠鏡で島々を観察。午後からは北方四島交流センター「ニ・ホ・ロ」で自主学習などを行った。

 参加した同校の生徒は「疑問に思っていたことを聞くことができて良かった」と、北方領土に関する知識を深め、「学んだことをいろいろな人に伝えていきたい」と話していた。

 同塾は平成13年度から始まり、小中学校のほか、幼稚園や高校、放課後教室含め29年度まで、388カ所から1万5,693人が参加。平成23年度から、ほぼ毎年1,000人を超える児童生徒らが参加しており、今年度も1,000人以上の参加を見込んでいる。

 また、今月は24日に啓雲中学校の生徒らを対象に行われ、7月以降には今のところ12校が実施を予定している。

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