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苫小牧民報

女性自衛官候補生訓練公開 4月入隊組、笑顔で25キロ踏破

北大演で25キロ行軍に挑む女性候補生たち=23日午前10時半ごろ

 陸上自衛隊の北部方面混成団(本部・東千歳、井上一団長)は23日、4月に入隊した女性自衛官候補生の教育訓練を、同混成団の後援会(入口博美会長)などに公開した。候補生140人が北海道大演習場(北大演)で、25キロ行軍を生き生きとした表情でこなし、後援会員ら12人が「頑張れ」などと激励した。

 同混成団は道内陸自の人材育成を担う北部方面隊の直轄部隊で、第1陸曹教育隊(東千歳)、第120教育大隊、第52普通科連隊、冬季戦技教育隊(以上真駒内)で編成。道内の女性候補生を一手に受け入れており、今年は4月8日に入隊し、6月下旬まで法令や服務教育、野外行動基礎、格闘、射撃などの教育訓練を受けている。

 訓練内容で男女差はないといい、この日は教育訓練のヤマ場の一つでもある25キロ行軍。重さ約20キロにもなる装備品や荷物などを身に着け、北大演を札幌側から入り、島松山の登・下山など起伏に富んだコースを、7時間ほどで踏破する内容。入口会長は梅尾要一、太田憲之両道議ら12人が恵庭市の北大演島松地区で、行軍する候補生らを激励した。

 後援会員らはコースの3分の2ほどの地点に陣取り、「新隊員、がんばれ」などと書いた横断幕を掲げ、候補生らの行軍を拍手で出迎え。栄養ドリンクを差し入れし、会員は候補生の代表と握手しながら「頑張って」などと声を掛けた。候補生らは「笑顔」と掛け声を出し、励まし合って行進。札幌出身の丹羽ひなたさん(18)は「みんなで声を掛け合って歩くので楽しい。立派な自衛官を目指します」と目を輝かせていた。

 後援会は団本部がある千歳市の有志らが2014年、隊員の士気高揚などにつなげようと設立。同混成団は11年創隊と歴史が浅いだけに、入口会長は「特に若い隊員たちの励みになるよう応援したい」と強調。候補生は全国各地出身のため、教育訓練の拠点になる東千歳で、北海道の印象などを刻み込む隊員も多く、井上団長は「地域で応援していただきありがたい」と感謝していた。

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