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函館新聞

自慢のバイク 函館に集結【函館】

エンジン音を聞き合い、バイクの魅力を共有するライダーたち

 バイク愛好家らが自慢の愛車を持ち寄る「第8回コンロッドミーティングIN摩周丸」(コンロッド函館主催)が3日、函館市青函連絡船記念館摩周丸前の広場で開かれた。過去最多の125台が集まり、ライダーたちが名車談議に花を咲かせた。

 晴天に恵まれたこの日は、道内各地から続々とライダーが集結。新旧さまざまなバイクを一堂に見ることができ、1957年に販売された丸正自動車製造の「ライラックUY250」や48年式の英国の個人向け大衆車「ベロセットLE1」などの名車がずらり。今回初めて参加者のバイクを1台ずつ回り、エンジン音を聞き合うイベントも行い、バイク好きにはたまらない時間となった。

 留萌管内羽幌町から毎年参加しているという林業、酒井博さん(57)は「みんな気楽に参加できて、最近のバイクまで見られるのが魅力」と絶賛。市内在住の会社員、小沼司さん(19)は「今回初めて参加してみて、旧車が見られるのをはじめ、エンジン音の聞き比べもたまらなかった。また参加したい」と声を弾ませる。企画したコンロッド函館の河原木好美さんは「『コンロッド』のように、人と人とがつながり情報交換しながら楽しんでもらえるいい機会になった」と話していた。

 ■過去最多のバイクが集まった中、とりわけ人目を集めていたのが市内の会社員Wさん(51、匿名希望)の自作バイク。ハーレーダビッドソン設立の1903年最初期のモデル同様の見た目で、半年がかりで作り上げた力作だ。

 自転車愛好家のWさんは当初バイクの購入を考えていたが、友人に紹介された自作バイクの映像に感銘を受け、昨年11月から制作を開始。市販の自転車フレームやエンジンキット、バイク用ウインカーなどを取り付け大まかには完成したが、公道用にするために電装に力を入れ、つい最近出来上り、ナンバーも取得した。

 バイクをよく見ると、丸形のヘッドライトの表面に天ぷら調理時に使う網目状の「かす揚げ」を取り付けたり、バーベキュー用品の取っ手のバネをバイクのフロントフォークに見せかけたりと、さまざまな箇所に日用品を活用。「製作費は10万円を超えて、普通にスーパーカブが買えましたね。ただ、日ごろから外を走っても町中の子どもたちが喜んでくれていて、今日も笑いを取れて良かった」と話していた。

「本当は走るのが恥ずかしい」と話しながらも、ひときわ注目を集めたWさんの自作バイク

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