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根室新聞

3―5月 4年連続で「暖かい春」【根室】

4年連続「暖かい春」で、千島桜も平年より早く開花し、夜桜のライトアップを楽しむ観光客(5月15日、根室公園)

 元気象庁職員で市民ボランティアとして季節観測を行っている船山岩雄さん(72)が「平成30年春の気候」をまとめた。船山さんによると、根室の春(3月―5月)の気候は「高温・並雨(少雪)・多照」で、特に3月の平均気温が0.7度で、平年より2.0度高く、歴代2位の高温となったことから「4年連続で暖かい春となった」としている。

 船山さんによると、春期間の平均気温は4.5度で、平年より1.4度高く、平成28年の4.7度に次ぐ歴代第3位(第1位は27年の5.3度)で、4年連続の「暖かい春」となった。平均気温4度以上は、統計開始以来9回目で、そのうち平成に入ってからは6回と多く、高い第1位から第6位までを占めている。

 各月とも平年を上回ったが、特に3月は平年を2.0度上回る0.7度で、歴代2位の高温となったほか、4月中旬は低気圧の通過で雪が降り、一時的に積雪を観測。5月上旬はオホーツク海高気圧の影響で旬平均気温が5.2度と平年より1.1度低く4月並の気温となり、チシマザクラの開花遅れの懸念があったが、11、12日と平年を5度も上回る6月上旬並みの暖かさに戻り、平年より5日早く、13日に七年連続となる日本一遅い開花宣言が出された。

 降水量は169.5ミリメートルで、平年より51.6ミリ少なく、28年から3年連続で「少雨」となった。低気圧や気圧の谷の影響で日降水量1ミリ以上の雨の降る日は27日で、平年より4日、昨年より9日多かったが、日降水量10ミリ以上の日は5日と少なく、そのうち20ミリ以上の大雨の日は2日と少なかった。なお、降雪量も平年より26センチ少ない38センチで、28年から4年連続で平年を下回っている。

 日照時間は573.1時間で、昨年よりも約56時間少なかったが、それでも平年より約29時間多く「多照」となった。3月上旬と5月上旬は低気圧や気圧の谷の影響で「寡照」となったが、道内の気象官署22カ所(元を含む)の中で、帯広の618.8時間に次いで2番目に多かった。

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