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室蘭民報

港の文学館が「30歳」、足跡振り返り節目祝う【室蘭】

文学・文化の拠点として一層の発展を願った室蘭市港の文学館の開館30周年記念祝賀会

 室蘭市海岸町の港の文学館(横田挺一館長)の開館30周年記念祝賀会が9日夜、中央町の室蘭プリンスホテルで開かれた。出席した関係者84人は節目を祝い、文学・文化の拠点として一層の発展を願っていた。

 同館を運営する市民ボランティア団体・室蘭文学館の会(横田挺一会長)の会員や文芸団体代表者、行政関係者、室蘭出身の芥川賞作家・三浦清宏氏らが出席。

 初めに青山剛市長、金浜元一市議会議長、滝口信喜道議が祝辞を述べ、「市民ボランティアでつくり上げた30年ですね」と長い道のりや苦労をねぎらった。

 青山市長から感謝状を手渡された横田会長は謝辞を述べ、「今後も全国に発信する室蘭の文学館の会による、来館者のための港の文学館づくりに励みます」とさらなる意欲を述べた。

 千葉英也道議の乾杯のあいさつで祝宴に入った。文学館の歩みを振り返るスライド上映や歌とピアノのミニライブコンサートが繰り広げられた。三浦氏もスピーチを行い、会場は和やかな雰囲気に包まれていた。

室蘭出身・芥川賞作家の三浦清宏氏が講演

「室蘭への遺言」と題して講演する室蘭出身の芥川賞作家・三浦氏と聴講するファンら

「室蘭への遺言」と題して講演する室蘭出身の芥川賞作家・三浦氏と聴講するファンら 室蘭出身の芥川賞作家、三浦清宏氏(87)=静岡県熱海市在住=の講演会「室蘭への遺言」が9日、室蘭市海岸町の港の文学館(横田挺一館長)で開かれた。「長い間生きてきた中での自分の考えを伝えたい」とし、時間と心の関係性など、精神世界について語った。

 同館の創立30周年記念企画展「三浦清宏『海洞』の世界展」に合わせ招かれた。来蘭は昨年6月以来。

 三浦氏は「時間の持つ力」として「例えば愛する人を失って悲観に暮れるとき、心の立ち直りには時間が必要。苦しみはだんだん和らぎ、前に踏み出そうという勇気が出てくる」と述べ、自身の健康づくりに取り入れている呼吸法や瞑想(めいそう)について語り「自分と向き合い、見直す機会になる。忘れていた大切なことを思い出す」と持論を展開した。

 訪れた三浦文学ファンら70人は熱心に聴講し「時間を上手に使って、有意義に過ごしたい」などと感想を述べていた。終了後は持参した三浦氏の著書にサインをもらうなどしていた。

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