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日高報知新聞

林業やイチゴハウスで【浦河】

 浦河高校(吉瀬献策校長、生徒389人)の2年生130人のインターンシップ(職業体験学習)が20~22の3日間、浦河、様似、新ひだか3町の56事業所で行われた。

 働くことの意義、社会人として必要なマナーを学び、さらに探究的な視点を持ちながら活動を行うことで、自己理解や社会性の向上を目指す。

 このうち浦河町常盤町の日高森づくり協同組合(津田一彦理事長)と様似町鵜苫のひだか南森林組合では、菅藤竜海君(16)、梅津莉空君(同)、吉津日南子さん(同)の3人が、日高振興局森林室と様似町のサポートで森林林業・林産業で林内での植林、刈り払い機、チェンソー実習やGPS測量、ドローン操縦などの体験をした。

 吉津さんは「林業の機械化が進んでいるが、人の手が多くかかることも理解できた。ドローンの操縦操作は難しく、自分で飛ばすことができて楽しかった。3日間色々な体験ができてためになった」。梅津君は「林業は人の手作業も多く、ハーベスタのオペレーターの操縦技術が高く驚いた。苗木を1日600本植えることにもびっくり」。菅藤君は「林業は木を切ることだけかと思っていたが、木を育てることなど奥が深い仕事。チェンソー体験で木をうまく切ることができた。植林で50㌢のトドマツ10本を植えたので生長が楽しみ」とそれぞれ感想を話した。

 植林やGPS測量、ドローン操縦を担当した様似町の大熊弘記産業課主幹は「林業全般を知ってもらい、山の魅力を感じて、これからのいい経験になれば」と話した。

ドローンの操縦体験をする浦高生(左側3人)

  ◇  ◇  ◇

 浦河町野深の小原農園(小原庸行さん経営)では、加藤柚葉さん、伊藤有那さん、築紫あおいさん、伊藤和穂さん、大岡由貴君の5人が農園作業を体験した。

 農園の5棟のビニールハウスでは今、町特産の夏イチゴ「すずあかね」が赤い実を付け始めている。作業は余分な栄養が行かないようにランナー(脇芽)摘みと草刈り、露地でトウモロコシの植え付けなど。

 体力自慢の高校生たちは、気温が高く受粉のミツバチが飛びかうハウスの中で、「仕事は大変」といいながらせっせと働き、小原さんは「良く働く。農業に興味をもってくれたら」と話していた。

 ご褒美は休憩時間のイチゴの試食。浦河が夏イチゴ生産日本一を知って体験先を選んだ生徒たちは、「甘くておいしい」と消費者の評価を実感していた。

イチゴハウスで小原さんから説明を聞く浦高生

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