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根室新聞

市税収納率 全道ランキング5つ上げる【根室】

 過去最高を更新した根室市の平成29年度市税収納率だが、全道順位は前年度より5ランクアップし35市中13位となった。市税収納額は30億6,728万3,000円で、2年連続で30億円台を確保。収納率は96.36パーセント、前年比1.19ポイント増だった。市税務課では「納税義務者である市民の理解と協力に感謝したい」と話している。

 29年度の市税調定額は現年度・滞納繰越分を含め31億8,316万4,000円で、前年度比61万3,000円減。対する収納額は30億6,728万3,000円で、同3,736万円増。収納率は96.36パーセント、同1.19ポイント増となった。これまで過去最高の収納率は昭和52年度の96.1パーセントで、0.3ポイント上回る歴代最高を更新した。

 北海道市町会の29年度市税収入状況調査の結果、根室市の順位は、全道35市中、13位で、前年よりも5ランクアップ。平成8(87.2パーセント)、9年度(86.9パーセント)は全道最下位に転落していたが、12年度に現年度収納率の強化と滞納整理を両輪に収納強化策を打ち出し、同15年度からは4年連続で1位を獲得。その後、他自治体も税収確保に力を入れ、近年は95パーセント台の高い収納率を確保しつつも、全道順位では10位台で推移。昨年度は18位と全道中位に位置している。

 市税務課では、サンマや秋サケ、コンブなどの不漁から漁業所得を下げ、個人市民税全体で前年度比約5,000万円の税収減となる一方、新築家屋の増による固定資産税の増などから「2年連続で30億円台をキープできた」とし、収納率については「個人市民税の普通徴収分の収納率が96.74パーセントと2.72ポイント上昇し、加えて滞納繰越分も13.05パーセントと上昇した」とし、「市民の納税に対する理解が得られた結果」と感謝している。

 なお、税負担の公平性を担保するため、滞納処分にも毅然と対応。差し押さえ件数は給与で16件、国税還付金で296件、預貯金払戻請求権で625件など合計1,039件、3,438万8,000円の滞納処分を実施。件数で420件、金額で1,758万8,000円増だった。

 29日に行われた定例記者懇談会で長谷川俊輔市長は、市民の納税意識の高まりに感謝するとともに「税負担の公平性を確保するとともに、市税は自主財源の根幹。今後も市税の安定的確保に努めたい」と述べた。

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