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根室新聞

ビザなし交流 青少年ら帰島 サッカー、チア思い出に【根室】

初のチアダンス教室に挑戦する訪問団員ら(右)=北方四島交流北海道推進委員会提供

 ビザなし交流事業で今年度受け入れ第三陣となったロシア側訪問団が2日、札幌市や根室市内で交流した4泊5日の日程を終え、根室港から四島交流専用船「えとぴりか」(1,124トン)で島へ戻った。今回はロシア開催のサッカーワールドカップにちなんでサッカー講座も行われ、帰島前には団員らが交流の思い出を描いた絵を交流拠点である北方四島交流センター「ニ・ホ・ロ」へ記念に贈った。

 一行は四島在住の青少年を中心とした国後33人、色丹12人、択捉14人、サハリン州1人の計60人。北方四島交流北海道推進委員会が6月28日から受け入れ、同30日まで札幌市、今月1日に釧路市を経由して、2日根室市内へ戻った。

 滞在中、札幌市内では、男子がコンサドーレ札幌U―15コーチによる初のサッカー講座を、女子はコンサドールズの金子桂子プロデューサーによるチアダンス教室をそれぞれ受講。このほかコンサドーレの選手が練習する白い恋人サッカー場の見学や、札幌大学および北海学園大学の学生らと共に中心街を散策した。

 市内では歯舞中学校を訪問し、軽いスポーツで生徒らと交流。訪問団のケサエヴァ・マリヤさん(16)は「互いの学校生活や趣味、日本とロシアの生活習慣について話すことができた」、ムヒナ・アリーサさん(15)は、「今回出会った同世代との友好関係は、途絶えることはないと確信している」と振り返っていた。

 択捉島瀬石に暮らすエレーナ・グルゾヴィコヴァ団長(51)は帰島前の記者会見で、青少年の知識を深める有意義な滞在になったことを感謝しながら「子ども同士の交流は今後も続けてもらいたい。できるなら夏だけでなく、シーズン後半にもう一度」と希望を述べたほか、ロシアであまり普及していないという野球についても今後の開講に期待を寄せていた。

 まとめの研修会で団員らが描いた絵はニ・ホ・ロに寄贈され、近く同館で展示される予定だ。

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