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苫小牧民報

陸自第7師団、西日本豪雨被災地へ 11普連の43人、車両11両出発

小野塚師団長(左)の激励を受ける災害派遣部隊

 西日本を中心にした豪雨災害を受けて、陸上自衛隊第7師団(司令部・東千歳駐屯地)は9日、災害派遣部隊を被災地に出発させた。第11普通科連隊(宮内雅也連隊長)の隊員43人、車両11両が愛媛県で活動する予定で、盛大な見送りを受けて同駐屯地から被災地に向かった。

 陸自北部方面隊は9日午後、被災地で給水支援、入浴支援を行うため、道内4個の師団と旅団から隊員約160人、車両約60両の派遣を決定。7師団は11普連の第6普通科中隊(高正秀基中隊長)を派遣し、給水支援隊の一翼を担う。車両のうち水トレーラーは10両で、1両の給水量は1トンを誇る。

 この日は午後6時すぎに7師団司令部庁舎前で、高正中隊長ら派遣部隊の隊員が整列し、小野塚貴之師団長に出発を報告。小野塚師団長は「未曽有の災害で、国を挙げて対応している」と強調し、隊員らに「被災者目線に立った活動を心掛けてほしい。7師団代表としての活躍を期待している」と激励した。

 同駐屯地の正門付近では、11普連をはじめ隊員約600人が車道の両脇を埋め、車両に乗り込んで出発する派遣部隊を拍手で送り出した。千歳市の山口幸太郎市長をはじめ、千歳・恵庭両市や市議会、隊友会千歳支部など関係者約50人も駆け付け、横断幕を掲げながら「頑張って」などと声援を送った。

 7師団の災害派遣は2016年の熊本地震以来で、高正中隊長(41)は「7師団の代表として被災された方々に寄り添う支援ができるよう頑張る」と抱負。千歳を警備隊区とする11普連の出立に、山口市長は「とても心強い。被災された方々のために頑張ってほしい」と目を細めていた。

 派遣部隊は同日夜に小樽港からフェリーでたち、11日にも香川県の善通寺駐屯地に前進し、愛媛の被災地で活動する予定。7師団からは10日午後にも第7後方支援連隊が入浴支援派遣で出発する。

関係者の見送りを受けて災害派遣部隊が出発

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