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室蘭民報

札幌圏の高校生が鋳造実習、ものづくりの魅力に触れる【室蘭】

鋳造に集中する生徒たち

 室蘭工業大学ものづくり基盤センター(センター長・清水一道教授)、日本鋳造工学会共催「理系学生応援プロジェクト」が30日、水元町の同センターで始まり、初日は28人の技術者の卵が鋳造実習に臨んだ。最終日の31日は新日鉄住金室蘭製鉄所の工場などを見学する。

 同プロジェクトは2013年(平成25年)に札幌圏の高校生を対象に絞って始まった。今年の参加者は、札幌新川高1、2年生の理系分野を目指す生徒をはじめ清水教授の授業に興味を持つ文系の生徒もいた。江別市の野幌中学校2年生2人も加わった。

 鋳造実習は3段階に分けた。初めに「映像では分からない。実際にやってみることが重要」と清水教授が説明。生徒たちは第1段階の作業に取り掛かった。砂を満遍なく押し固めた木製の型枠に溶かした鉄を流し込んだ。固まって型枠を外してみると、見事なカントリーサインが現れた。

 第2段階は型にアルミニウムを流し込む効率の良い湯道を考えた。清水教授は「適当に流し込んでは失敗する。充填(じゅうてん)するためには頭で考えて実践する必要がある」と説明。生徒たちはどんな方法が最適か懸命に考えた。第3段階は第1段階の練習を基にしたジンギスカン鍋の製作。生徒たちは真剣なまなざしで、鋳造技術の奥深さと向き合って、ジンギスカン鍋を完成させた。

 清水教授は「1泊2日の体験学習を通して、さまざまなものづくりを体感し、魅力を発見して、進路の足しになれば」と期待を込めていた。

 これまで200人を超える同プロジェクトの参加者のうち20人余が室蘭工業大学へ進学している。

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