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根室新聞

ヒグマ、風蓮湖を泳ぐ 道の駅から目撃【根室】

悠々と風蓮湖を泳ぐヒグマ(スワン44ねむろ提供)

 全道的にヒグマの目撃情報が相次いでいるが、根室市内では14日午前、風蓮湖を泳いで対岸の春国岱に向かうヒグマの姿が撮影された。「道の駅スワン44ねむろ」から撮影したもので、観光客も野生のヒグマの泳ぎっぷりにテレビ望遠鏡にかぶりつきになっていた。スワン44では、昨年5月にも対岸をうろつくヒグマの姿が見られた。

 ヒグマが目撃されたのは同日午前9時15分ごろで、スワン44から春国岱に向かって右側(東梅寄り)の沢から泳ぎ始め、15分ほどで対岸の春国岱に上陸。そのまま森林の中に立ち去った。目撃したスワン44の従業員によると「初めは犬かシカだろうと思っていたが、よく見ると丸い耳が見え、ヒグマだと思った」という。ヒグマの姿は来店していた観光客20人ほどにも伝わり、テレビ望遠鏡でくっきりと映し出されたヒグマの泳ぎっぷりに大騒ぎとなった。

 今年に入り、利尻島で約100年ぶりにヒグマが目撃されたほか、札幌近郊でも出没。今月に入ってからは、羅臼町で飼い犬やヤギが襲われる事件も発生している。

 根室市内でも4月に根室ゴルフ場付近の沢で山菜採り中の市民がヒグマを目撃したほか、別当賀周辺では目撃情報が多発。今月2日には、東梅のフィールド・イン風露荘の女性経営者が自室の窓の前にヒグマがいるのを目撃したほか、8日には別当賀の酪農家自宅周辺をうろついているのを建設作業員が目撃。さらに6日には子グマ2頭を連れた親子グマをJR運転士が目撃するなど目撃情報が相次いでいる。

 市農林課によると、今年は4月に5件の目撃情報があったほか、今回の泳ぐヒグマの目撃情報も含め18件の情報が寄せられている。例年最も目撃情報が多いのは9月で、同課ではキノコ採りなどで入山する人も多くなることから、鈴やラジオの携帯、入山する際は家族に帰宅時間を伝えるなど「ヒグマに出会わないよう十分注意してほしい」と話している。

 ふるさとの道利用中止 明日以降は状況見て

 ヒグマが春国岱にわたるのが目撃されたのを受けて根室市は14日、根室振興局と協議して、春国岱ふるさとの道(遊歩道)を使用中止にした。春国岱の状況を確認した上で、15日以降利用を再開する予定としている。

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