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日高報知新聞

供物捧げ先祖供養【浦河】

 浦河アイヌ協会(富菜勉会長)は2日、浦河町の堺町生活館で先祖供養祭のイチャルパとアイヌ文化交流会を開き、先祖の霊を慰め、古式舞踊やアイヌ料理の試食で交流を深めた。

 イチャルパには34人が参加。屋内でお神酒を神々に捧げるカムイノミから始まり、同館敷地内にある屋外のヌサ(祭壇)前で、自分の先祖の名前を呼びながら供物をヌサ前に捧げるイチャルパで先祖を供養した。

 昼にはアイヌ料理の試食会でトウキビ入り粟ごはんのミンチロキミメシや鮭汁のチェプオハウ、サケチタタプ(たたき)、棒ダラ入りの冷たい汁物のヤマウ、コンブダレの団子のコンプシトなどを味わった。

 アイヌ文化交流会では、浦河アイヌ文化保存会の会員が古式舞踊を披露し、午後から町内の杵臼、向別、姉茶各共同墓地に分かれ、供物をささげるイチャルパで先祖の霊に祈りをささげた。

 同協会では「最近のイチャルパには、アイヌ文化に興味を持つ町内移住者や転勤族の人たちの一般参加が増えてきた」と話していた。

屋内のカムイノミから始まった先祖供養

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