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日高報知新聞

みついしが離脱表明

 来年2月1日の合併を目指す日高管内中東部4農協による10日の合併推進委員会(委員長・酒井薫みついし農協組合長)で、受け皿の存続農協になる予定だったみついし農協(新ひだか町三石)から離脱の申し出があった。今後は残る3農協で協議に移る予定だが、合併の承認を得る各農協臨時総会までの時間は残り少なく、課題も山積みだ。

 4農協は今月26日と来月10日に合併臨時総会を予定していた。

 これを前に、5日に合併農協の必要事項を盛り込んだ合併契約書に持ち回りで調印する予定でいた。しかし、合併に対し組合員から反対意見が多かったみついし農協が態度を保留し、同農協は7日の臨時理事会で合併の是非を最終決断することになり、同日の調印は全農協が見送っている。

 結果、10日の6回目となる合併推進委員会で酒井みついし組合長から離脱の申し出があった。

 今後の合併協議は、平成22年から協議を続けていた「ひだか東」(浦河、様似、えりも3町)「しずない」(新ひだか町静内)」「新冠町」(新冠町)の3農協による元の状態に戻った。26日の3農協臨時総会は延期した。

 各農協は離脱申し出について12日までに組合員に通知している。

 新冠町、しずない、ひだか東の3農協は、組合員への貸出金による多額の不良債権(29年度決算3農協で約121億円)により財務基盤が悪化。

 さらに、新たな担保評価基準の見直しで、計画以上の多額の貸倒引当金が必要となり、全国、全道のJAグループからの前例のない多額の支援を受ける条件として、受け皿となる健全農協のみついし農協との合併が不可欠となり、5月から4農協による本格的な合併協議が始まっていた。

 来年2月の合併という日程に今のところ変更はなく、今後の3農協の合併協議で従来の支援策が計画通り受けられるのかは不透明な状況だ。

4農協による合併協議からの離脱の方針を決めたみついし農協

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