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根室新聞

管内地価 一部宅地が上昇【根室】

 道は18日、国土利用計画法に基づく平成30年度北海道地価調査(7月1日現在基準地価)の結果を公表した。道内の宅地等の価格は多くの市町村で下落が続き、平均変動率は平成4年度以降、27年連続で下落。根室管内=表=も同様に全体で下落傾向を示しているものの、地域の産業と連動して一部で下げ止まりや上昇傾向がみられる。

 同調査は、土地取引の指標等を目的に昭和50年から7月1日を基準日に行っている。対象地域は道内179市町村の1,072地点で、根室管内は22地点の宅地と、林地一地点を基準地として調査した。

 道内の住宅地は、平均変動率が平成10年度以降21年連続の下落となったが、札幌市の地価上昇や他市でも上昇または横ばいとなる地点が増えたことなどから、下落幅は8年連続で縮小。一方、商業地は平成4年度以降、26年連続で下落していたが、札幌市などで上昇幅が拡大していることなどから、27年ぶりに上昇した。

 根室振興局管内は住宅地が17年連続、商業地が24年連続、全用途平均で18年連続の下落となった。このうち住宅地の平均変動率はマイナス0.2パーセントで前年度より0.1ポイント下げ幅を縮めた。住宅地は下げ止まり傾向のほか、一部では上昇傾向が認められ、地域間で異なる動向がみられる。商業地は基幹産業である漁業の低迷や後継者不足等により、全体的に下落傾向にある。

 根室市では基幹産業である漁業の低迷はあるが、住宅地は設定地点のある高台住宅地や市内東部の住宅地で強含みの成約事例がみられることから、全地点で横ばい傾向を維持。商業地はこれまで同様大幅な変化はないものの、価格水準は相当程度低落しており、下げ止まり傾向を維持している。

 別海町の住宅地は、商業店舗等の充実により住宅地として相応の利便性が維持され、取引動向も堅調に推移しているほか、住宅建設に伴い街路整備も進行していることから、地価は強含みで推移。商業地は近年の新規店舗の出店で、旧来地区の下落圧力が顕在化しつつある。

 中標津町の住宅地は、数年前に比べて民間の造成分譲地が多く売り出されるなど宅地供給はやや過剰傾向がみられるが、おおむね安定的に推移。商業地は、価格下落が続いた中心商業地に緩やかながら底打ち感がみられるが、商業投資は現国道沿いに偏りを示している。

 標津町の住宅地は、市街地自体の取引件数も低迷傾向が続く一方、酪農の好調を追い風に土地取引が多くなっており、上昇傾向。商業地は、大規模店舗が進出した中標津町や釧路市への顧客流出が続いている状況にあり、引き続き減少傾向にある。

 羅臼町の住宅地は、近年高めの下落率で推移していたが、過去に続いた大幅な下落によって割高感の解消が認められるも、漁業の低迷もあって引き続き下落。商業地も同様に、これまでの大幅な地価下落による割高感の解消もあり、相応の水準に近づきつつある。

 住宅地の標準価格の管内最高は、中標津町東7条南4丁目9番1外の1万7,400円、次いで根室市宝町1丁目54番の1万6,500円、羅臼町栄町100番地23の1万5,300円で、いずれも前年度から変動はなかった。

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