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十勝毎日新聞

準絶滅危惧種 初の道内生息調査 オオジシギ 17%十勝に【十勝】

※写真は日本野鳥の会十勝支部提供

 日本野鳥の会(柳生博会長)は、減少が懸念される野鳥「オオジシギ」について初の道内調査を行い、生息数は約3万5000羽と推定した。道東に多く生息し、十勝は全体の17%に当たる5814羽だった。

 オオジシギは環境省版レッドリストで準絶滅危惧種に指定されている。北海道は主な繁殖地だが、生息状況は不明な点も多いことから、今年5月に道内全域でサンプリング調査を実施した。音を立てながら急降下するディスプレイ(誇示)飛行する雄の数を調べ、地域ごとの平均個体数を求めた。十勝の14人を含め、野鳥の会会員ら153人が調査に参加した。

 調査の結果、道内の推定個体数は3万4774羽だった。地域別では道東や道北地方が多く、道南は少なかった。最も多かったのは根室の7594羽で、釧路6268羽、道北5834羽、十勝5814羽と続いた。生息密度は湿地や牧草地、河川敷で高く、森林では低かった。野鳥の会は今後も数年おきに調査を行う予定で、「減少傾向が判明すれば、必要な措置を講じるよう国や自治体に働き掛ける」としている。

 調査に参加した日本野鳥の会十勝支部の室瀬秋宏支部長(59)は「十勝でも個体数が少なくなっている印象はある。推定値が実態に近づくよう、改良しながら調査を続けていく必要がある」と話す。

<オオジシギ>
 北海道が主な繁殖地で、秋から冬にかけてオーストラリアで越冬する。体長約30センチ、体重約170グラムで、ハトより一回り小さい。十勝では春から夏にかけ、さえずりながら上空を飛ぶ姿が見られる。

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