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室蘭民報

熊谷夫婦が野鳥写真とパステル画の二人初個展【室蘭】

野鳥写真とパステル画の二人展を開く熊谷勝さん、恵子さん夫妻

子どもをモチーフにした、柔らかいタッチのぬくもりあふれるパステル画

 室蘭市港南町の写真家、熊谷勝さん(60)と妻の恵子さん(58)による野鳥写真とパステル画の二人展が、きょう27日から4日間、市内山手町のNHK室蘭放送局プラザμで開かれる。タイトルは「野の鳥とこどもの世界」。勝さんは室蘭・測量山周辺で小鳥を撮影し、恵子さんは幼児のしぐさや遊びの様子を柔らかいタッチで描いた。どちらも心和む作品で、多くの来場を呼び掛けている。入場無料。

 勝さんは室蘭を拠点に長年にわたり野鳥を追い続け、写真展の開催や写真集を発売するなど活躍している。図鑑のような生態写真ではなく「作品として見られる絵画的な写真を意識している」のが特徴。四季折々の自然の中でたくましく生きる姿をドラマチックに捉えている。

 今回はオオルリやメジロ、ベニマシコ、イソヒヨドリ、コマドリなど色鮮やかでかわいらしい見た目の小鳥が中心。自然の色彩も豊かな20点を選んだ。「身近な自然の良さ、いろんな鳥がいることに興味を持ってほしい」とPRする。

 恵子さんは高校生から油絵をはじめ、室蘭の画家、故熊谷善正氏=1918~87年、全道展・二科会会員=の絵画教室に通った。室蘭のパステル画サークルで活動した時期もあった。今年3月、通算30年務めた保育士の仕事に区切りをつけ、集中して作品を制作した。

 描いた子どもは2、3歳くらい。積み木や砂場で遊んだり、しゃがんでタンポポに夢中になる様子、風船や折り鶴を手にした姿など、日常の何げない光景をモチーフにした。淡くカラフルな色調は温かみがあり、メルヘンな雰囲気も醸し出す。「純粋無垢(むく)な子どもを表現したかった」と話す。約20点展示する。

 二人展は初の試みで、恵子さんの作品を大々的に披露するのも今回が初めて。「緊張しますが、ぜひ足を運んでください」と多くの来場を呼び掛けている。展示は午前10時~午後6時、最終日は午後5時まで。

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