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日高報知新聞

2年連続大台の112億円【新ひだか】

過去最高の売り上げを更新したオータムセール

【新ひだか】北海道市場のオータムセール(日高軽種馬農協主催)が3日閉幕し、今シーズンの全日程が終了した。トレーニングからオータムまで全4セールの売却総額は、前年比3億8674万8000円減の112億2573万6000円(価格はすべて税込)と、大幅に売り上げを伸ばした前年並みの数字を維持した。

 今シーズンの北海道市場は、購買者の希望に応える市場改革の一環として、セレクションセールに続く新たな選抜市場としてサマープレミアムセール(8月20日)を新設した。

 5月にJRA札幌競馬場で行われた2歳馬のトレーニングセールが前年比1億1523万6000円減の11億6985万6000円、7月の1歳馬のセレクションセールがサマープレミアムとの分割による上場頭数減少もあって同7億6226万4000円減の23億4835万2000円、8月のサマープレミアムは17億3383万2000円、サマーセールは同12億4567万2000円減の42億1632万円、オータムセールは同259万2000円増の17億5737万6000円だった。

 上場している生産者に、隔たりなく販売金額が行き渡ることから市場関係者がこだわっている売却率については、前年比6・29ポイント減の71・19%と前年に引き続き、7割超えを果たした。1頭当たりの平均取引価格は同約22万5000円減の約623万9000円。5セール合わせての購買者登録数は同182人増の延べ3141人だった。

今シーズンの北海道市場を振り返る木村組合長

 オータムセール後の記者会見で北海道市場長の木村貢日高軽種馬農協組合長は、今年の成績について「昨年は非常に良い数字を上げることができたが、今年もそれに続いて、大きな減少もなかったのはとてもうれしく思っているし、生産者も安心したと思う」。

 今年の市場で印象に残っていることとして、「日々、購買者の方々の顔ぶれが変わるのが印象深かった。若い方がすごく増えていて、女性連れで馬を買うシーンが増えてきたのが何よりもうれしかった。競りが人伝いに楽しいというイメージが出来上がってくれば」と振り返った。

 一方で、セレクションの上場頭数減少やサマープレミアムの月曜開催(中央競馬開催日翌日)などの課題もあったとし、「セレクションとサマープレミアムの申し込みを一緒にしたが、上場者側からのクレームも来ているので、柔軟性を持たせてやらなければならないと感じている」などと来シーズンへの改善点についても言及した。

 今後の展望については「市場で買うことの魅力を購買者の皆さんが感じていただけたということが一番大きい。生産者も売れる馬を上場したいという意識は変わらず、努力はしていると思うので、それを続けていけば大きな減少はないと思う」とし、「中央・地方ともに競馬の売り上げが安定していれば、この状態が継続できるのでは」と話した。

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