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釧路新聞

ふん尿貯留施設で野外コンサート【標津】

直径37㍍、深さ5㍍のスラリーストア内で開かれたコンサート

 標津町古多糠地区で牛舎などの建設が進められている「ライズフェルム農場」(小林一之代表)に、今年9月完成した稼働前のスラリーストア(液肥化に使用するふん尿を貯留する施設)を会場とした野外コンサートが20日開かれ、来場者は一風変わった音の響きを楽しんだ。

 同イベントは、町川北で土木建設業を営む上田組の創業65周年記念事業の一環として実施。家畜ふん尿の悪臭抑制や河川の水質浄化を見込む同社の主力事業「肥培かんがい事業」について知ってもらおうと企画した。【根室版】

 好天に恵まれたこの日、演奏には町内の小中高4校の吹奏楽部が参加。音響を考えて壁際を演奏場所にし「サウンドオブミュージック」や「学園天国」「め組のひと」など、来場者にも耳慣れた曲を中心に演奏すると、野外とは思えない音の響きに客席から大きな拍手が上がった。

 標津中吹奏楽部部長の佐賀かえでさんは「室内とは全く違う響きに驚いた。こんな機会を設けてもらって本当に感謝している」と笑顔を見せた。同社の上田光夫社長は「たくさんの人が来てくれて、本当にありがたい。子供たちにとって、心に残る一生の思い出になれば」と話していた。

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