北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

十勝毎日新聞

ドイツ希少豚を導入 忠類エルパソ牧場【幕別】

十勝の環境にも慣れ、餌を食べてゆったりとするシュベービッシュ・ハル豚

 幕別町忠類地区で養豚を営むエルパソ牧場(平林英明代表)は今月から、ドイツの希少種「シュベービッシュ・ハル豚」の飼育を始めた。ドイツ国外で飼育するのは同牧場が初めてで、5年前からドイツの生産組合と交渉し実現した。代表の平林さんは、新たなブランド豚の普及に意欲を示している。

 エルパソ牧場ではケンボロー種を約1000頭飼育。放牧による肥育を実践し、「どろぶた」のブランド名で出荷している。

 シュベービッシュ・ハル豚は、5年前に雑誌で知った平林さんがドイツに渡り、現地の生産組合と接触、その後も毎年足を運んで導入にこぎ着けた。

 エルパソ牧場に“入居”したのは雄2頭、雌4頭の計6頭。6日に到着した。導入に当たって専用の運動場を整備、「すぐにこの牧場に慣れ、自由に過ごしている」と話す。雌3頭はすでに妊娠。白黒ツートンカラーの体を揺らして牧草やカボチャ、穀物飼料を食べ、来年1月の出産を待つ。

 「どろぶた」は通常より2カ月程度遅い約8カ月で出荷しているが、シュベービッシュ・ハル豚の肥育期間はそれより長くなると予測。初出荷は来年の11月ごろを予定している。年2回の種付けで2年後には母豚を40~50頭にまで増やし、年間100頭ほどを出荷する計画だ。生肉のほか、生ハムやサラミなどの加工肉として出荷する。

 ドイツではプレミアの付く豚で、名前を広く知ってもらうため、あえてニックネームを付けずに育てる。平林さんは「肉質が良いので、日本でも評価されるはず。マンガリッツァ豚(ハンガリー固有の希少種)のように『シュベービッシュ・ハル』も知られていくのでは」と話している。

<シュベービッシュ・ハル豚>
 ドイツ南西部の都市シュベービッシュ・ハルで19世紀に生み出された種。牧草の消化能力に優れ、放牧での飼育に適している。ドイツ国内で、有名ブランド豚として流通している。

関連記事

十勝毎日新聞

十勝の有権者 農業、子育て 政策注視 道知事選【十勝】

 21日に告示された道知事選は16年ぶりの新人対決となり、北海道の未来を託す新リーダーが誕生する。十勝の有権者は農業や子育て支援、経済、災害対策などに関心が高く、実行力を伴った具体的な政策論争の深...

十勝毎日新聞

若手役場職員が提言書 町長に手渡す【池田】

 池田役場の30歳以下の職員で組織した若手有志の会「いけだFPSプロジェクト」(略称いけプロ・宗像瞭代表、36人)は19日、町社会福祉センターに勝井勝丸町長を招いて自主研修グループ提言会を開いた。...

十勝毎日新聞

大雪山系の案内板設置 市街一望の神居山展望台【本別】

 本別の自然などを紹介している「森と川の舎」(新津和一会長、会員14人)のメンバーが19日、神居山(かむいやま、190メートル)の展望台に案内板を設置した。一望できる大雪山系の山々の名称を記し、散...

苫小牧民報

北海道知事選告示、与野党一騎打ち 被災地で第1声

 第19回統一地方選のトップを切り、道知事選が21日、告示された。野党統一候補となる石川知裕氏(45)=立憲民主、国民民主、共産、社民、自由推薦=と与党陣営が擁立した鈴木直道氏(38)=自民、公明...

函館新聞

追分渡島協 福田さんの遺志継ぎ少年少女の部の優勝旗新調【函館】

 江差追分渡島協議会(内村徳蔵会長)は、31日に函館市公民館で開く第15回渡島協議会発表大会から使用する、少年少女の部の優勝旗を製作した。昨年9月に84歳で亡くなった前会長で江差追分会名誉師匠の...